Migrator Added Author

【歯科医インタビュー】ワインによる歯の痛みと着色の悩みをズバッと解決!(広報 浅原 有里)

コラム

【歯科医インタビュー】ワインによる歯の痛みと着色の悩みをズバッと解決!(広報 浅原 有里)

ワインに関わる方に共通する悩みと言えば、“歯”ではないでしょうか。 一つは痛みです。試飲会など一度にたくさんのワインをテイスティングするような場面で、歯がしみたり、ズキズキ痛んだりといったお声をよく耳にします。私もそのひとりで、30種類以上をテイスティングするような時には、段々キーンと歯にしみるようになり、その後3日間くらい食事や歯磨きの時に痛みを我慢することになります。 もう一つの悩みは着色です。濃い赤ワインをテイスティングすると歯は真っ黒!歯磨きでその場ではキレイになりますが、少しずつ汚れは蓄積されていきます。弊社の社員も含め、長年ワインを飲んでいる方の歯は一般の方よりもくすんだ色になっている場合が多く見られます。 この2つの悩みの解決法を探るため、歯に関する世界の最新データや治療法に詳しいパシフィックデンタルクリニックの伊藤裕人院長にお話を伺いました。 歯の痛み ‐酸蝕症さんしょくしょうのコワ~イ話‐ ワインは、実は歯にとってはリスクの1つです。 歯は酸にとても弱く、pH5.5より低いものを口にすると表面のエナメル質が溶け始めます。ワインのpHは約2〜4ですから、かなりの

By Migrator Added Author
ロワール出張報告 ~ミュスカデの現状と、“21世紀のフィラキセラ”と呼ばれるエスカEsca(営業 古川 康子)

産地訪問

ロワール出張報告 ~ミュスカデの現状と、“21世紀のフィラキセラ”と呼ばれるエスカEsca(営業 古川 康子)

2月の月初に、サロン・デ・ヴァン・ド・ロワールへの参加に合わせて、昨年より取扱いを始めました、ミュスカデのダヴィッド・エ・デュヴァレを訪問してきました。 ミュスカデの栽培面積は約6000haで、現在約700軒の栽培家がいるそうです。しかし、生産されるワインは、70%がネゴシアン、30%がドメーヌ詰め。まだまだ大量生産のネゴスワインが多いことがわかります。 ダヴィッド・エ・デュヴァレは、栽培家の4代目ステファン・ダヴィッド氏が栽培を、パリのレストランで働いていたセバスチャン・デュヴァレ氏が醸造を主に担当しています。 地道な取り組み ミュスカデは畑によって様々な土壌から成り、同じ生産者でも全くキャラクターの異なったワインが出来るという多様性がとても興味深く、畑を訪れることが楽しみでした。 この日は、ちょうどステファン氏が冬の剪定作業を行っておりました。ブドウの樹の枝を1本だけ残して後は全て切り取っていくという地道な作業なのですが、所有畑にあるブドウの樹は20万本。これをたった3人で2~3週間かけて行うそうです。1人約7万本です!この日の気温は氷点下、しかも強風で体感温度は更に低く、手

By Migrator Added Author
『天然コルク』生産の現場を徹底レポート! 世界最高峰のコルクメーカー トレスカス社取材(代表取締役社長 石田 大八朗)

ワイン解説

『天然コルク』生産の現場を徹底レポート! 世界最高峰のコルクメーカー トレスカス社取材(代表取締役社長 石田 大八朗)

ニュースレターを創刊してからはや4年が経過いたしました。 皆様からお寄せいただくお言葉に励まされながら、スタッフの協力もあって続けてきましたが、毎回お題を考えるのも実は一苦労です。何か新しいネタはないかと頭を悩ます中で、意外と知られていないワイン周りのことをご紹介すれば皆様のお役に立てるのではないかと思い至りました。通常産地訪問レポートは同行したスタッフが担当するのですが、今回は私・石田が単独で取材しました、コルクの“ホント”をご紹介したいと思います。 コルクの産地 全世界でのワイン用コルク生産量は年間約30万トン。近年、シンセティック・コルク(合成樹脂などで作られた人工コルク)やスクリューキャップが増えてきたとはいえ、いまだに全世界のワインの65%(ちなみにフランスワインに限れば73%)はコルクが使われています。 コルクというと、真っ先にポルトガルが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?コルクガシの産地を見てみますと、やはり有名なだけあってポルトガルが50%以上のシェアを占めていて、次にスペインが約30%と、この2ヶ国で8割のシェアとなります。それ以外では、右表の通り地中海沿

By Migrator Added Author
シャンパーニュ・グランクリュの格付けが変わる?! -出張報告-(営業 池田 賢二)

産地訪問

シャンパーニュ・グランクリュの格付けが変わる?! -出張報告-(営業 池田 賢二)

こんにちは、営業の池田です。 現在フィラディスではグランクリュ・シャンパーニュにフォーカスした新しい生産者の発掘に 力を入れており、毎年複数回現地に赴き、数多くの生産者を訪問しています。今回は、昨年末の訪問で知ることのできたシャンパーニュの最新事情について幾つかお話したいと思います。 グランクリュの最新格付け シャンパーニュの格付け「エシェル・デ・クリュ」は、1919年に初めて導入され、当時は12村がグランクリュに制定されました。その後1985年に改定され、今の 17村となっています。「エシェル・デ・クリュ」の本来の機能はブドウを買い付ける際の価格決定システムでした。各村の格付けによってブドウの価格を一律で決定するこのシステムは、自由競争を阻害するとして1999年より禁止されましたが、現在でも品質の基準として機能しています。 私たちがグランクリュ・シャンパーニュに注目するのも、やはりその味わいに歴然とした優位性を感じるからです。現地ではグランクリュを所有するレコルタンを中心に訪問していますが、毎回注意して話を聞くのが「どのクリュが使われているか」という点です。グランクリュに本拠地

By Migrator Added Author
<フィラディス繁盛店インタビューNo.3>有限会社ガルス 附田眞武 代表

サービス

<フィラディス繁盛店インタビューNo.3>有限会社ガルス 附田眞武 代表

【フィラディス繁盛店インタビュー】 フィラディスの営業がお客様とお話しする中でよく聞かれるのが、「今どんな店が流行っているの?」という質問です。お客様が求める情報をご提供するのが私たちの仕事!・・・ということで、今消費者に支持されている繁盛店にインタビューを行い、フィラディスの視点で分析させていただきました。お役立ていただけますと幸いです。 ミシュランの星付きレストランも数多く存在する北の食都、札幌。食に対するこだわりの強いお客様が集まるこの地で、多様なジャンルのレストランを展開し、繁盛店を次々に生み出してきたのが有限会社ガルスの代表・附田眞武氏だ。 多彩な5店舗を展開 札幌の高級住宅地、円山に1店目となる「焼き鳥&ワイン シロ」をオープンさせたのが2004年。焼き鳥店で修業を積み、独立を考えていた職人との出会いがあり、彼をサポートする形で出店した。スタイリッシュな空間でこだわりの焼き鳥とワインを提供するというスタイルは、今でこそたくさんあるが、この当時はそう多くはなかったという。「シロ」の魅力は、美味しい焼き鳥はもちろんだが、何といってもヴィンテージワインまで豊富に揃ったワイン

By Migrator Added Author
【フィラディス実験シリーズ第5弾】ホタテ料理にベストマリアージュのワインを探せ!(営業 戸谷 良子)

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第5弾】ホタテ料理にベストマリアージュのワインを探せ!(営業 戸谷 良子)

ご好評頂いておりますフィラディス実験シリーズ。 第5回目となる今回のテーマは、フレンチ・イタリアンなど幅広いお料理に使われる『ホタテ』です。 【ホタテと基本の3ソース】 レストランでのホタテの提供のされ方は様々だと思いますが、今回は基本となる3つのソースでマリアージュ実験を行いました。 A. オリーブオイル&レモン・・・サラダ仕立てを想定 B. バター・・・オーソドックスなグリル料理を想定 C. ホワイトソース・・・グラタンやクリーム煮を想定 ホタテは岩手県産で5cm超えの大きな貝柱を使用。両面をグリルし、少しだけ塩を振りました。 もちろん様々なアレンジが考えられますが、スタンダードなマリアージュを検証することにより、色々な場面で活用いただけるのではないかと考えました。 【どういうワインと合わせましょう?】 ホタテと言えば・・・前菜として供され、合わせるワインはシャルドネ、という組み合わせが日常的に行われているのではないでしょうか。しかし、ホタテの調理方法も様々ですし、シャルドネと一言で言ってもその味わいは千差万別です。とすると、どんなシャルドネがどんなホタテ料理に合

By Migrator Added Author
特別セミナー『テロワール概論 ~テロワールを理解する~』(講師:大越 基裕氏)

ワイン解説

特別セミナー『テロワール概論 ~テロワールを理解する~』(講師:大越 基裕氏)

2015年第1号となる今回は、元銀座レカンシェフソムリエでワインテイスターとして活躍中の大越基裕氏に、弊社スタッフ向けとして監修頂いたテロワール概論セミナーの内容をご紹介いたします。 ワイン生産者、特にヨーロッパの生産者たちは、自身のワインやワイン造りを語る時には必ずテロワールに言及します。なぜなら、テロワールによって味わいが左右されるからです。 テロワールを理解すると、試飲しなくてもある程度その味わいを予測することができるようになります。ワインの理解に近づくためには、テロワールを知ることは非常に重要なのです。 しかし、テロワールは非常に複雑かつ難解で、こうだからこう、といった明確なことが言い切れない部分も多々あります。その半面、分かっている部分もあります。今回は概論として、大まかにテロワールを構成するものや重要な要素を解説します。 【テロワールとは】 フランス語の「テリトワール」という区画を表す言葉が語源です。 ヨーロッパでは特に何(どんなブドウ品種)で作ったかより、どこで作ったかを重要視しています。ラベルに記載されるのも、畑の名前や村の名前ですし、AOCなどの規定はその

By Migrator Added Author
<フィラディス繁盛店インタビューNo.1>L’AS / CORK 田辺公一シェフソムリエ

サービス

<フィラディス繁盛店インタビューNo.1>L’AS / CORK 田辺公一シェフソムリエ

【フィラディス繁盛店インタビュー】 フィラディスの営業がお客様とお話しする中でよく聞かれるのが、「今どんな店が流行っているの?」という質問です。お客様が求める情報をご提供するのが私たちの仕事!・・・ということで、今消費者に支持されている繁盛店2店にインタビューを行い、フィラディスの視点で分析させていただきました。お役立ていただけますと幸いです。 2012年2月のオープン以来、予約困難な人気店として話題となっているL’AS(ラス)。 2013年11月末には、店舗を移転するとともに新店舗CORK(コルク)をオープンさせた。CORKでは、“ワインからアプローチするマリアージュ”をコンセプトとして、通常マリアージュと言うと料理が先にあってワインを合わせるが、ワインを起点として料理を合わせるという逆転のマリアージュという新しいスタイルを提案している。今回は、シェフソムリエを務める田辺公一さんにお話を伺い、その繁盛の秘訣を探った。 L’AS -お客様に強い印象を残し、“また行きたい”と思わせる仕掛け L’ASの店内に入ると、まず客席と一体になったオープンすぎるほど距離感の近いキッチンに驚か

By Migrator Added Author
<フィラディス繁盛店インタビューNo.2>遠藤利三郎商店 遠藤誠オーナー

サービス

<フィラディス繁盛店インタビューNo.2>遠藤利三郎商店 遠藤誠オーナー

【フィラディス繁盛店インタビュー】 フィラディスの営業がお客様とお話しする中でよく聞かれるのが、「今どんな店が流行っているの?」という質問です。お客様が求める情報をご提供するのが私たちの仕事!・・・ということで、今消費者に支持されている繁盛店2店にインタビューを行い、フィラディスの視点で分析させていただきました。お役立ていただけますと幸いです。 スカイツリーから歩いて5分、墨田区押上の住宅街の中に突如現れるワインバー、遠藤利三郎商店。2009年の開店から6年目となる現在でも連日満席となる繁盛店であり、マニアックなワインラバーからご近所の方々にまで幅広い層に愛され続けている。2012年には、入店できなかったお客様の受け皿として 数十メートルの所に立ち飲みスタイルの「角打ワイン 利三郎」を開店。また2013年には、ワイン好きのための究極の住まいを目指したワインアパートメントとコラボする形で1階部分に「神泉 遠藤利三郎商店」を出店している。その人気の秘訣やお店づくりの理念について、オーナーの遠藤誠氏にお話を伺った。 一度体験したら病みつきに?!心を捉える店づくり <インパクトある名前&

By Migrator Added Author
アメリカ出張報告 ~コストパフォーマンスに優れたカベルネを探してワシントン州へ (営業 加藤 武)

産地訪問

アメリカ出張報告 ~コストパフォーマンスに優れたカベルネを探してワシントン州へ (営業 加藤 武)

昨年のアメリカ出張では良質なカベルネ・ソーヴィニヨンを探しにカリフォルニアのナパ・ヴァレーを訪れた結果、その価格の高さに撃沈されそうになりながらも、ナパらしさを十分に備えながら価格を抑えたバーロウや、セントラルコーストのテート・ドック等を見つける事が出来、皆さまにご紹介して参りました。 カリフォルニアだけでみれば十分にコストパフォーマンスに優れたワインを見つけられたかなと思っておりますが、カリフォルニアにこだわらず広い視点で探すことで、より幅広く皆さまの現場で活躍出来るワインを見つけられるのでは・・・との思いを胸に、今回はアメリカ第2位のワイン産地ワシントン州に行ってきました。 テーマはよりコストパフォーマンスに優れたカベルネです。カリフォルニアにもまだまだ未開拓のワインは沢山あると思いますが、今回は幅広いお客様にご利用頂ける価格帯のワインを探すことが目的という事で、“アメリカのカベルネ×コストパフォーマンス=ワシントン”というイメージがあるワシントン州に乗り込みました。 【ワシントン州の概要】 今回の出張ではワシントン州の中心産地、ワラワラ・ヴァレーとヤキマ・ヴァレーを中心に回

By Migrator Added Author
【フィラディス実験シリーズ第4弾】  『液面の高さ』はどこまでが許容範囲なの? (営業 山口 要)

検証&実験

【フィラディス実験シリーズ第4弾】 『液面の高さ』はどこまでが許容範囲なの? (営業 山口 要)

実験シリーズ第4弾となる今回は、日頃オールドヴィンテージのワインを多く取り扱う弊社ならではの実験として、ワインの液面低下をテーマに『液面の高さ』はどこまでが許容範囲なのかを検証したいと思います。 皆さまもオールドヴィンテージのワインを購入される際に、あまりに液面が低いと液漏れや状態不良の可能性を心配するとともに、どの程度まで気にするべきなのか悩んだ経験があるのではないでしょうか。 液面低下の理由 そもそも、なぜワインの液面が低下するのでしょうか。 一般的に経年変化として、10年で1cm程度目減りするとされています。目減りの理由としては、「瓶詰めされたワインはコルクを通して酸素を取り込み、ゆっくりと熟成していく」というルイ・パストゥールの言葉が長らく信じられてきましたが、現在ではこの考え方は誤りであり、コルク栓は空気に対して完全なる密閉状態であることが分かっています。密閉状態であるにも関わらず、時間の経過と共にワインが目減りする理由は3つ考えられます。 1つは、コルクがワインを吸収するためです。何十年も経ったコルクを見ると、少し重みを感じる程にワインが全体に染み込んでいるのが分

By Migrator Added Author
シャンパーニュ出張報告 ~収量規定を超える?!シャンパーニュの収量実態 (営業 田中 琴音)

産地訪問

シャンパーニュ出張報告 ~収量規定を超える?!シャンパーニュの収量実態 (営業 田中 琴音)

シャンパーニュの収量 シャンパーニュの収量が他の産地に比べると非常に多いことをご存じでしょうか? 先日シャンパーニュ委員会が発表した2014年の収量規定は、1ヘクタールあたり10,500kgです。ブドウ果の重量(キロ単位)でブドウが取引されるシャンパーニュでは当然なのでしょうが、キロ単位で規定値を出されても比較がしにくいため、分かりやすくヘクトリットルに換算してお話を進めたいと思います。 4,000kgのブドウからテート・ド・キュヴェ2,050リットルとプルミエール・タイエ500リットル、合わせて2,550リットルの搾汁がシャンパンとして認められていますので、2550÷4000でブドウ果からの搾汁率は63.75%となります。この搾汁率をもとにキログラムからヘクトリットルに換算すると2014年の収量規定は約66.94hl/haとなります。シャンパーニュではこの規定量に加え、リザーブワイン用のプラスアルファの枠が設けられており、2014年のリザーブワイン枠は3,100kg(19.76hl/ha)で認められるトータル収量は86.70hl/haとなります。 分かる範囲で過去の収量をまと

By Migrator Added Author