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初鰹の季節到来!鰹のたたきにぴったりのワインを検証します。(広報 浅原有里)

マリアージュ

初鰹の季節到来!鰹のたたきにぴったりのワインを検証します。(広報 浅原有里)

今回のマリアージュ実験のテーマは鰹です。 鰹は初鰹と戻り鰹の2回の旬がある魚です。 赤道付近の海で産卵した鰹は餌を求めて北上するわけですが、北上途中の3〜5月頃に獲れる鰹が「初鰹」です。まだ若く、脂の乗りはそれほどないのでさっぱりとした味わいとなります。その後、Uターンして南下してくる鰹が「戻り鰹」と呼ばれ、8月頃から市場に出回ります。戻り鰹は北の海でたくさんの餌を食べていますので、脂が乗ってむっちりと濃厚な味わいになります。 日本人の食卓に欠かせない鰹にはどんなワインが合うのか?いざ、実験スタートです! 【実験方法】 ◇ 鰹は刺し身とたたきの2種類を用意。刺し身は醤油、たたきはポン酢をつけていただきます。それぞれ生姜、みょうが、小ねぎを薬味として少量使用しました。 ◇ ワインは白7種類、ロゼ1種類、赤8種類を用意しました。 【マリアージュの判断方法 】 「ボリューム」「テクスチャー」「フレーバー」「五味(甘味・酸味・塩味・苦味・旨味)」について、以下のマリアージュポイントを参考にしながら分析する。 同調 (ワインと料理の個性の一部が寄り添うことで双方を高め合う)

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Saint Prefert(サン・プレフェール) オンラインワイナリーツアー レポート

コラム

Saint Prefert(サン・プレフェール) オンラインワイナリーツアー レポート

シャトーヌフ・デュ・パプの女神 ~ イザベル・フェランド物語 ~ サン・プレフェール当主イザベルとの出会い 弊社がサン・プレフェールの正規代理店としての取り扱いを開始したのは、2005年ヴィンテージからです。シャトーヌフ・デュ・パプのサン・プレフェールというワイナリーが、当主が変わってとても良いらしいという噂を耳にした代表の石田が興味を持ち、すぐにワイナリーの訪問を決めました。 フィラディスでは輸入するワイナリーを選ぶ時には必ずそのワイナリーを訪問して、どういう環境でどんな方がワイン造りをしているかを確かめるのですが、サン·プレフェールに訪問したのは収穫が終わって醸造が佳境を迎えた非常に忙しい時でした。本来ならこの時期の訪問は避けるのですが、収穫のタイミングが変わってしまったためにこのタイミングで伺うことになってしまいました。 その時のイザベルは、目の下に黒々としたクマをつくって、鬼気迫るオーラをまとっていました。まだワイナリーを設立して間もなく、昼も夜も関係なく発酵の様子を見に行き、一瞬たりとも心が休まる時間がなかったのです。押し寄せる不安に膨大なパワーで立ち向かっていること

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今が『飲み頃』なボルドーのオフヴィンテージとは?(営業 中小路啓太)

検証&実験

今が『飲み頃』なボルドーのオフヴィンテージとは?(営業 中小路啓太)

『飲み頃』という言葉は、ワインを美味しく感じさせてくれる魔法の言葉でもありますが、時にワインを縛り遠ざける呪いの言葉にもなるのではないでしょうか。バックヴィンテージは、どうしても評価誌の点数の受け売りになってしまったり、昔のイメージのまま語ってしまいがちですので、今回はボルドーの『飲み頃』感を正確に把握するため、2001年から2013年までの比較試飲実験を行いました! *スーパーヴィンテージである2005年と2009年2010年は除いています。 【実験方法】 今回の実験では2つの項目を考えていきました。 1つは、飲み頃かどうかという熟成のレベル。もう1つは、そのヴィンテージの今の味わいの傾向です。 熟成レベルについては、段階を以下の4つに分け、スタッフ全員の投票と討論によって決めていきました。 1. まだ早い 2. 成熟期(飲んで美味しいが、これからもっとよくなる) 3. 一度目のピーク(開いた果実味が主体) 4. 二度目のピーク(熟成からくる複雑さが主体) *最初「完全に飲み頃を過ぎている。枯れている」という5つ目の項目も用意していたのですが、実験対象のヴィン

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「生きた土壌と死んだ土壌」(バイヤー 谷川涼介)

コラム

「生きた土壌と死んだ土壌」(バイヤー 谷川涼介)

「土壌を大切に」というフレーズは世界中の造り手が皆口をそろえて言っており、私たち消費者側からしても耳にする機会の多い言葉です。これは一部の自然派やビオディナミの生産者に限った話ではなく、規模の大小や産地の新旧に関わらず造り手として意識すべきこととして語られています。 生産者以外に目を向けてみても、例えばフランス人女性初となるマスター・オブ・ワインのイザベル・レジュロン氏や土壌学の世界的権威であるクロード・ブルギニョン氏も「生きた土壌なしではワインは作れない」と声高々に主張しています。 今回のニュースレターでは土の中の世界をのぞくとともに、生きた土壌と死んだ土壌に焦点を当てていきます。また生産者はどのように土壌をケアしているのかについても見て行きたいと思います。 ①土壌 いきなり本題に行く前に、まずは前提となる「土壌」という言葉について改めて掘り下げていきます。土壌というとぱっと思い浮かぶのはブドウの木が植わる畑の表面の土の部分、という方は少なくないと思います。一般的に土壌とはこの目に見える部分を含んだ表土とさらにその下にある下層土、この二つを含む層のことを指します。 表土は砂

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「天然きのこの魅力に迫る! 」後編:天然きのこにマリアージュするワインとは?(広報 浅原有里)

マリアージュ

「天然きのこの魅力に迫る! 」後編:天然きのこにマリアージュするワインとは?(広報 浅原有里)

先月のニュースレターでは天然きのこの種類の豊富さやきのこ狩りの雰囲気を少しでも感じていただけましたでしょうか?今月号では、満を持して天然きのことワインのマリアージュ検証会の結果をお伝えします。 天然きのこについて 世界中で広く食べられており様々な調理法で料理されるきのこですが、今回は天然きのこそのものの味わいを理解して合うワインを見つけるために、まずはシンプルなサラダオイルでのソテーとバターソテーで検証しました。その後、応用編として、フレンチやイタリアンを想定してビネガー/サバイヨンソース(卵黄に水やお酒を加えて泡立てて作るソース)/赤ワインソースという3つのバリエーションを組み込んだフルコースをご用意いただき、更に深くマリアージュするワインを探しました。 お料理は全て長野県蓼科のオーベルジュ・エスポワールさんに作っていただきました。 まず天然きのこを食べて感じたのは、食感が力強く、香りや味わいもとても強いこと。特に爆発するような旨味は凄まじかったです。そのため、いつも食べている人工栽培のきのことは比べ物にならないくらい食べごたえがありました。味わいは種類によってさっぱりしてい

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「天然きのこの魅力に迫る! 」前編:日本で採れる天然きのこの種類と入手方法(広報 浅原有里)

マリアージュ

「天然きのこの魅力に迫る! 」前編:日本で採れる天然きのこの種類と入手方法(広報 浅原有里)

心躍る秋の食材、きのこ。最近では人工栽培の技術革新が進み、おいしい栽培きのこが市場に出回るようになりましたが、やはり食に携わる者として野生のきのこには特別な魅力を感じてしまいます。そんな天然きのこを求めて、以前夏ジビエの特集でお世話になった長野県蓼科のオーベルジュ・エスポワールさんに再訪してきました。 天然きのこについて教えてくださったのは、きのこ採り名人の長澤宏 さんです。きのこ狩りに同行させていただく予定だったのですが、当日は悪天候のため泣く泣く中止に・・・。急遽セミナーに切り替え、その後長澤さんが早朝採ってきてくださった天然きのこをいただきながら、ワインとのマリアージュを検証しました。 今号では前編として、日本で採れる天然きのこの実態をレポートします。 天然きのこの魅力と入手方法 きのこについての研究はそれほど進んでいないそうで、自然に生えるきのこのうち名前が付けられているものは約半分しかありません。食べられるものは全体の1割ほどですので、やはり素人が食べられるかどうかを判断するには難しいことがわかります。 それでもエスポワールさんの庭や裏山には少し歩いただけでもきの

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「シャンパーニュの真実」セミナーの内容を公開します!(後編)(代表取締役社長 石田大八朗)

コラム

「シャンパーニュの真実」セミナーの内容を公開します!(後編)(代表取締役社長 石田大八朗)

弊社ではファインワインとしてオールドヴィンテージや有名RM(レコルタン・マニピュラン)のシャンパンを毎年数多くご案内しています。また、正規代理店としても22生産者のシャンパンを輸入しており、それらを選定するために300軒以上のドメーヌを訪問してきました。こうした経験を通して、3つのジャンルのシャンパンをお勧めすべきだと強く思うようになりました。 まず一つは、ネゴシアンが造るラグジュアリーキュヴェです。後ほど詳述しますが優良ネゴシアンはシャンパーニュ中にテロワール的に素晴らしい畑を多数所有するため、最上のブドウを使うことで得られるクオリティーの高さや、多彩なテロワールの融合による味わいの複雑味は特筆すべきものがあります。加えて、長い経験によるブレンドの技術や熟成期間の長さによって間違いなく素晴らしいシャンパンを生み出しています。価格は高いですが、やはりラグジュアリーキュヴェはシャンパーニュの中でも最高峰であることは間違いありません。 二つ目はグランクリュのブドウをスタンダードキュヴェに使ったシャンパン、三つ目は最上のシャンパンを追求するドメーヌ(RM)のシャンパンです。後編ではこの二

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「シャンパーニュの真実」セミナーの内容を公開します!(前編)(代表取締役社長 石田大八朗)

コラム

「シャンパーニュの真実」セミナーの内容を公開します!(前編)(代表取締役社長 石田大八朗)

現在フィラディスでは20生産者のシャンパンを扱っていますが、輸入する生産者を選定する中で、300件以上のドメーヌを訪問してきました。その中で生産者と話し、試飲を重ねることで見えてきたシャンパーニュの裏事情をお伝えしたいと思います。 前編ではシャンパーニュを取り巻く環境と、味わいに違いを与えるファクターについて、来月発行の後編ではテロワールの考え方やレコルタン・マニピュラン(RM)の勃興、現在のトレンドなどについてお話ししてまいります。 シャンパーニュの概要 ブドウ栽培農家:16,100軒ネゴシアン(メゾン):360軒レコルタン・マニピュラン(ドメーヌ、RM):2,000軒 *2012年レコルタン・コーペラトゥール(RC):2,500軒 *資料:シャンパーニュ委員会(2019年実績データ)*レコルタン・コーペラトゥール(RC)とは : シャンパーニュを造るには通常のワインより多くの設備が必要になるため、小規模栽培家では参入が難しい。それでもラベルに自分の名前を冠したシャンパンが作りたい場合、収穫したブドウを協同組合に渡して現金の代わりに完成したシャンパンを受け取る方法が取られる

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世界各地のワイナリーに聞く、新型コロナウイルスのインパクトとは?(広報 浅原有里)

コラム

世界各地のワイナリーに聞く、新型コロナウイルスのインパクトとは?(広報 浅原有里)

現在も新型コロナウイルスの脅威が続き、残念ながら未だ収束は見えていません。私どもフィラディスも非常に苦しい状況に置かれていますし、このニュースレターをお読みいただいている皆さまも多大な影響を受けていらっしゃることと思います。 しかし、こうした状況でも、ブドウは健やかに育ち、もう間もなく収穫の時を迎えます。ワイン造りは待ったなしの状況です! 今回のニュースレターでは、各国のワイナリーにインタビューを行い、コロナ禍の現在と今後の展望について伺いました。 インタビューしたワイナリー ①Juan Gil スペイン、フミーリャ フィラディス売上No.1のシルバーラベルをつくるスペインの中規模ワイナリー。低価格帯から高品質・高価格のワインまで幅広くラインナップし、世界各国に輸出している。 ②Tramin イタリア、アルト・アディジェ アルト・アディジェの小規模生産者による協同組合で、産地の個性を表現した完成度の高いワイン造りが特長。価格帯は中〜高価格。 ③Michael David アメリカ、カリフォルニア ロバート・パーカーが「地球上で最もベストバリューなワイナリーのひとつ」と

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≪続報≫熟成によってワインのアルコール度数とSO₂量は変化するか?(広報 浅原有里)

検証&実験

≪続報≫熟成によってワインのアルコール度数とSO₂量は変化するか?(広報 浅原有里)

今年1月号で、熟成によってワイン中のアルコール度やSO₂量がどのように変化するのか、公的機関の成分分析結果をお届けしました。今回は、その時に生じた疑問を解き明かしていきたいと思います。 前回の考察がひっくり返る(!!)ような結果となりましたので、ぜひ最後までお付き合いください。 参考: ★[2020年1月号] [2020年1月号]熟成によってワインのアルコール度数とSO₂量は変化するか?(広報 浅原 有里)★[2016年5月号] フィラディス実験シリーズ第10弾 [2016年5月号] フィラディス実験シリーズ第10弾『ワインの「添加物」徹底研究 Part 2 -SO₂(二酸化硫黄)』 (営業 中小路 啓太) 分析結果から湧いた疑問1月号では、2年半〜7年の熟成期間があるワイン3種類を分析試験しましたが、アルコール度数は全てのワインで0.2〜0.39%低下していました。またSO₂についても、遊離型亜硫酸は全てが検出できない数値まで減少し、総亜硫酸も大きな幅で減少していました。 <分析結果> さて、ここでいくつか疑問が湧いてきます。 ①アルコール度数はどんなメカニズムで低

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【フィラディス実験シリーズ第27弾 】 ハマグリとムール貝にマリアージュするワインを探せ!(営業 青木 翔吾)

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第27弾 】 ハマグリとムール貝にマリアージュするワインを探せ!(営業 青木 翔吾)

今回のマリアージュ実験は、和食には欠かせないハマグリと、バル料理の定番として世界中で愛されるムール貝がテーマです。 ハマグリはたっぷりと旨味を含んだ芳醇な味わいが特徴で、貝自体の味わいが強いためシンプルに調理されることが多い食材です。一方、ムール貝は磯の風味や貝ならではの旨味はあるもののあっさりとした味わいのため、ニンニクやエシャロット、パセリなどと一緒に調理されます。 今回は、調味料や香草などは加えず、シンプルにそれぞれの貝の本来の味わいに合うワインを探していきたいと思います。 実験方法 ・ボイルしたハマグリ/ムール貝をそのまま冷凍したものを使用。 味付けは行わない。 ・ワインはブラインドにてテイスティングする 食材について ・ハマグリは、貝のままボイル&冷凍されたものを使用。塩分が濃縮し、十分な塩気を感じる味わい。 ・ムール貝は、皮から外して冷凍されたものを使用。若干パサつきがあったが、汁をつけて食べるよう意識した。 磯の香りは感じるが、塩分は低めでやや淡白な味わい。 用意したワインについて 貝がテーマのため白ワインの方が合いやすいだろうと想定し、白18種、ロゼ1種、

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フィラディス ワインリスト研究 第3弾 実践編 ~ Restaurant TOYO 成澤亨太 ソムリエ & Restaurant Ryuzu 丸山俊輔 ソムリエ ~

サービス

フィラディス ワインリスト研究 第3弾 実践編 ~ Restaurant TOYO 成澤亨太 ソムリエ & Restaurant Ryuzu 丸山俊輔 ソムリエ ~

今月のニュースレターは、好評いただいているフィラディス ワインリスト研究の第3弾、後編のペアリング実践編です。前号ではお二人のソムリエが選んだワインをご紹介しましたが、今号では実際に食事とワインを合わせた検証会の様子をレポートします。「ペアリングは心理戦」「ソムリエの生き様が見える」といった名言が飛び出す中、トップソムリエお二人のペアリング に挑む姿勢から、ワインサービスの極意が見えてきました。 ご協力:中国飯店 三田店 今回のお題は、王道の中華料理とのペアリングです。 成澤さんと丸山さんの経歴やペアリングワインの想定コメントは、前回のニュースレターをご参照ください。 基本条件 ○ペアリングコースとして、6000円での提供を想定 ○基本的にフィラディスのエージェントアイテムから選択、 ない場合は他社アイテムも選択OK ○ワインの産地は問わない ○スープやご飯物は含めないが、コースで供するイメージ <メニュー> ①冷菜の盛り合わせ ・クラゲの冷菜・ピータン ・チャーシュー・棒々鶏 ②青菜の炒め ③エビチリ ④エビマヨ ⑤麻婆豆腐⑥青椒肉絲 ⑦酢豚 ⑧

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