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★目的別★おすすめのワイン関連書籍

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★目的別★おすすめのワイン関連書籍

皆さま、こんにちは。ただ今夏真っ盛りではありますが、一足早く「読書の秋」を先取り!ということで、今回はフィラディス社員がおすすめするワイン関連の書籍を、目的や難易度別にご紹介していきたいと思います。 初級編:気軽にワインにまつわる本を読みたい方向け 初級編のナビゲーターは、フィラディス公式ECサイト「Firadis WINE CLUB」の五十嵐店長です。 ショップ会員様向けに、“読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本”を毎月1冊ご紹介する『店長五十嵐おすすめワイン本』シリーズから、特におすすめの4冊をピックアップしてもらいました。 『じいちゃんが語るワインの話 ブドウの年代記』 (フレッド・ベルナール 著、田中裕子 訳 / エクスナレッジ) ワイン造りの仕事は継がずバンド・デシネ(フランスの漫画)作家になった主人公フレッドが、大好きな「じいちゃん(頑固なワイン職人、90歳)」からワインにまつわるあれこれを聞く・・・という仕立ての本です。 その話題は酒飲みならではの笑える豪快な話からワイン職人としての哲学やエピソード、そして第二次世界大戦中ドイツ占領下のブルゴーニュ地方の暮

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ワイン主要評価メディア 2022年最新事情

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ワイン主要評価メディア 2022年最新事情

現在フィラディスでは右の一覧にあるような世界的に権威のあるワインメディアの評価を採用しています。 今回はこれらの中から特に重要な評価メディアを改めてご説明するとともに、「ワイン・スペクテイターTOP100」に代表されるような有名なワインランキングも併せてご紹介したいと思います。 インターナショナル The Wine Adovocate ワイン・アドヴォケイト 「WA」は、ワイン業界に多大な影響を与えたワイン評論家のロバート・パーカー氏が1978年に立ち上げた評価誌です。そのため、WAの点数がそのままパーカーポイントとして知られていましたが、2011年より数名のテイスターが世界の各産地を分担するチーム制で評価点が付けられており、必ずしもパーカー氏本人のポイントではありません。パーカー氏も2019年に引退しましたので、それ以降のヴィンテージでは彼の点数は存在しません。 創刊以来、外部からの影響を排除するため広告を受け入れずに評価を行っており、評価されるワインの数も他の評価誌と比べて最も多いため、世界で最も影響力を持つワイン評価誌と言っても過言ではありません。現在は雑誌としての発刊

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物流遅延の原因はコロナ禍だけではない?! 問題が複雑に絡み合う国際物流の危機的状況とは(広報 浅原有里)

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物流遅延の原因はコロナ禍だけではない?! 問題が複雑に絡み合う国際物流の危機的状況とは(広報 浅原有里)

昨年末から今年にかけて、マクドナルドの「マックフライポテト」が当面Sサイズのみの販売になるというニュースがお茶の間を駆け抜け、話題になりました。原因はコロナ禍による世界的な物流網の混乱と、カナダ・バンクーバー港近郊の水害によるものとのことでした。 こうした国際物流の混乱はワインの輸入にも大きく影響してきており、実際にこれまでには考えられなかったような輸送価格の高騰や、遅延が生じています。 今回は、国際物流の現状とその原因、また正常化の目処は立つのか、国際物流会社の方にも協力をいただきながら考察していきたいと思います。 輸送価格の高騰と遅延状況 現状海上運賃では、コロナ前を1とすると、ドライコンテナが北米からだと3倍、ヨーロッパからだと2.5〜3倍ほど値上がりしています。リーファーコンテナは数に限りがある上に需要が高まっているため、3〜4倍くらいまで値上がりしているところもあるほどです。 昨年12月に国連が出した報告書で、コンテナ船の運賃の高騰が続けば2023年までに世界の輸入価格を11%ほど押し上げ、コロナ禍からの経済回復に影響しかねないとの懸念が表明されるほどの危機的状況です。

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進化するクラウド・シーディング技術とワイン業界(商品管理部 末冨春菜)

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進化するクラウド・シーディング技術とワイン業界(商品管理部 末冨春菜)

皆さんは「クラウド・シーディング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「雲の種まき」という直訳の通り、ヘリコプターなどから雲に直接ヨウ化銀やドライアイスといった化学物質(=種)を撒く事で雲の内部構造を変化させ人工的に雨や雪を降らせる、いわゆる人工降雨/人工降雪技術のことです。 今回は、世界中で研究が進む「クラウド・シーディング」の現状と、ワイン業界での活用事例を掘り下げていきたいと思います。 クラウド・シーディングの技術について 雨や雪が降るには、雲の中で「氷晶」と呼ばれる微細な氷の結晶が生成されることが必要不可欠となります。この氷晶を核にして雲の中の水蒸気が集まり成長、雨や雪となり地上に降ってくるのです。 しかし、雲によってはこの氷晶が生成され難いことがあります。そこで人間が代わりに氷晶の元となる種を撒き、最小限の人工的刺激により自然の雲が持つ潜在的降水量を最大限に引き出すというのが「クラウド・シーディング」の基本的な考え方です。 この技術は1946年、アメリカのゼネラル・エレクトリック社の化学者らによって発見されました。彼らは、過冷却※の小さな水滴でいっぱいにな

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北海道の7つの海域でワインを熟成、味わいを科学的に分析   株式会社 北海道海洋熟成  本間一慶さんインタビュー

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北海道の7つの海域でワインを熟成、味わいを科学的に分析 株式会社 北海道海洋熟成  本間一慶さんインタビュー

「海底に沈んでいた沈没船から、はるか昔のワインが引き上げられた」そんなニュースを皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。1998年にスウェーデン沖で1907年ヴィンテージの「エドシック・モノポール」が引き揚げられ、完璧な状態だったことが大きな話題になりましたし、2010年にはフィンランド沖で1820年代〜1830年代前半という約200年前のシャンパンが見つかったことも注目されました。 暗い海底で眠り続けたワインはどんな味わいなのか・・・ワインラヴァーであればとてつもないロマンを感じるとともに、出来ることなら一度味わってみたいと思うことでしょう。 まさにそうした思いからご自身で海洋熟成に挑戦し、科学的にも官能的にも味わいの違いについて研究されている株式会社 北海道海洋熟成、代表取締役の本間一慶さんにお話を伺いました。 北海道での海洋熟成をはじめたきっかけ 2010年に難破船から引き上げられたお酒がオークションにかけられるというニュースを見て興味を持ちました。飲んでみたいとは思うものの、非常に高額で手が出ない。それなら自分で沈めてみようと思ったのがきっかけでした。 最初はつ

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収納本数を最重視!2大ブランドの強さが浮き彫りに ワインセラー調査結果報告

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収納本数を最重視!2大ブランドの強さが浮き彫りに ワインセラー調査結果報告

先月フィラディスのお客様に対して、ワインセラーについての意識調査を行いました。650名というたくさんの方々に回答をいただきましたので、今回のその内容の一部をご報告いたします。 調査期間:2021年6月24日〜7月5日 調査対象:フィラディス顧客 (レストラン、ホテル、小売、酒類卸のご担当者様) 有効回答数:650 【 Q1. 日本ソムリエ協会の資格をお持ちですか? 】 【 Q2. 現在勤務されているお店でワインセラーをお使いですか?  】 【 Q3. 現在勤務されているお店で使っているワインセラーのブランドを教えてください。 】(複数回答可) 【 Q4. ワインセラーを選ぶ上で重視するポイントをお選びください。 】(複数回答可) 【 Q5. デザインが優れていると思うワインセラーブランドを教えてください。 】(複数回答可) 【 Q6. 安心できると思うワインセラーブランドを教えてください。 】(複数回答可) 【 Q7. アフターサービスがしっかりしていると感じるワインセラーブランドを教えてください。】(複数回答可) 【 Q8. 今後ワインセラーの購入を

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★日本初★最高品質のシャンパーニュ造りに挑戦!『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』を始動します。(広報 浅原有里)

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★日本初★最高品質のシャンパーニュ造りに挑戦!『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』を始動します。(広報 浅原有里)

フィラディスの最新の取り組みについてご紹介します。 今年5月、シャンパーニュのグランクリュ、クラマン村の畑の購入契約が正式に締結されたという弊社にとってとても大きなニュースがありました。そして早速今夏より『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』を始動することになりました。 弊社でもグランクリュ・シャンパーニュやアルチザン・シャンパーニュなど素晴らしい生産者を多数ご紹介しておりますが、インポーターとして輸入販売を行う中で、畑づくりから理想のシャンパーニュを造ってみたいという夢を抱くようになり、その夢を実現させる第一歩をやっと踏み出せるところまで来ることができました。 【グランクリュの畑購入の難しさを乗り越えて 】 皆さんご存知のように、シャンパーニュ地方では319の市町村のうち17村がグランクリュに認定されていますが、グランクリュは最上級の畑であるため価格も高く、競争相手も多いため、現地生産者でさえ購入するのは困難だといわれます。 更に、フランスでは農地の売買には農村土地整備公社SAFER(サフェール)という公的機関が深く関わっており、農地を農地として、また農民のものと

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ドローンワイン

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『ドローンワイン・プロジェクト』始動しています!

皆さまは「スマート農業」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? スマート農業とは、農業をドローンなどIT技術を用いて、これまで人の手で行っていた農作業を代行したり簡略化させることです。これにより、作業の効率化や農業技術の見える化が期待されており、高齢化や後継者不足などの課題を抱える農業の解決策になるのではと、近年注目が集まっています。 そんな最先端技術をワイン造りにも活かせるのではないかと考え、2020年にドローン・ジャパン株式会社とのコラボレーションにより始動したのが『ドローンワイン・プロジェクト』です。 今回のニュースレターでは、『ドローンワイン・プロジェクト』の理念や具体的な取り組みについてお伝えすべく、ドローン・ジャパン株式会社の勝俣 喜一朗社長にお話を伺いました。 ドローン農業で、究極的な「土の見える化」を目指す IoT × クラウドを農業に取り入れ活用するというスマート農業は、農林水産省の後押しもあって日本でも既にかなり身近なものになってきています。様々なアプローチ方法がありますが、ドローン・ジャパンではIoTのなかでもドローン分野に特化しています。農業用のドロー

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Saint Prefert(サン・プレフェール) オンラインワイナリーツアー レポート

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Saint Prefert(サン・プレフェール) オンラインワイナリーツアー レポート

シャトーヌフ・デュ・パプの女神 ~ イザベル・フェランド物語 ~ サン・プレフェール当主イザベルとの出会い 弊社がサン・プレフェールの正規代理店としての取り扱いを開始したのは、2005年ヴィンテージからです。シャトーヌフ・デュ・パプのサン・プレフェールというワイナリーが、当主が変わってとても良いらしいという噂を耳にした代表の石田が興味を持ち、すぐにワイナリーの訪問を決めました。 フィラディスでは輸入するワイナリーを選ぶ時には必ずそのワイナリーを訪問して、どういう環境でどんな方がワイン造りをしているかを確かめるのですが、サン·プレフェールに訪問したのは収穫が終わって醸造が佳境を迎えた非常に忙しい時でした。本来ならこの時期の訪問は避けるのですが、収穫のタイミングが変わってしまったためにこのタイミングで伺うことになってしまいました。 その時のイザベルは、目の下に黒々としたクマをつくって、鬼気迫るオーラをまとっていました。まだワイナリーを設立して間もなく、昼も夜も関係なく発酵の様子を見に行き、一瞬たりとも心が休まる時間がなかったのです。押し寄せる不安に膨大なパワーで立ち向かっていること

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「生きた土壌と死んだ土壌」(バイヤー 谷川涼介)

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「生きた土壌と死んだ土壌」(バイヤー 谷川涼介)

「土壌を大切に」というフレーズは世界中の造り手が皆口をそろえて言っており、私たち消費者側からしても耳にする機会の多い言葉です。これは一部の自然派やビオディナミの生産者に限った話ではなく、規模の大小や産地の新旧に関わらず造り手として意識すべきこととして語られています。 生産者以外に目を向けてみても、例えばフランス人女性初となるマスター・オブ・ワインのイザベル・レジュロン氏や土壌学の世界的権威であるクロード・ブルギニョン氏も「生きた土壌なしではワインは作れない」と声高々に主張しています。 今回のニュースレターでは土の中の世界をのぞくとともに、生きた土壌と死んだ土壌に焦点を当てていきます。また生産者はどのように土壌をケアしているのかについても見て行きたいと思います。 ①土壌 いきなり本題に行く前に、まずは前提となる「土壌」という言葉について改めて掘り下げていきます。土壌というとぱっと思い浮かぶのはブドウの木が植わる畑の表面の土の部分、という方は少なくないと思います。一般的に土壌とはこの目に見える部分を含んだ表土とさらにその下にある下層土、この二つを含む層のことを指します。 表土は砂

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「シャンパーニュの真実」セミナーの内容を公開します!(後編)(代表取締役社長 石田大八朗)

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「シャンパーニュの真実」セミナーの内容を公開します!(後編)(代表取締役社長 石田大八朗)

弊社ではファインワインとしてオールドヴィンテージや有名RM(レコルタン・マニピュラン)のシャンパンを毎年数多くご案内しています。また、正規代理店としても22生産者のシャンパンを輸入しており、それらを選定するために300軒以上のドメーヌを訪問してきました。こうした経験を通して、3つのジャンルのシャンパンをお勧めすべきだと強く思うようになりました。 まず一つは、ネゴシアンが造るラグジュアリーキュヴェです。後ほど詳述しますが優良ネゴシアンはシャンパーニュ中にテロワール的に素晴らしい畑を多数所有するため、最上のブドウを使うことで得られるクオリティーの高さや、多彩なテロワールの融合による味わいの複雑味は特筆すべきものがあります。加えて、長い経験によるブレンドの技術や熟成期間の長さによって間違いなく素晴らしいシャンパンを生み出しています。価格は高いですが、やはりラグジュアリーキュヴェはシャンパーニュの中でも最高峰であることは間違いありません。 二つ目はグランクリュのブドウをスタンダードキュヴェに使ったシャンパン、三つ目は最上のシャンパンを追求するドメーヌ(RM)のシャンパンです。後編ではこの二

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「シャンパーニュの真実」セミナーの内容を公開します!(前編)(代表取締役社長 石田大八朗)

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「シャンパーニュの真実」セミナーの内容を公開します!(前編)(代表取締役社長 石田大八朗)

現在フィラディスでは20生産者のシャンパンを扱っていますが、輸入する生産者を選定する中で、300件以上のドメーヌを訪問してきました。その中で生産者と話し、試飲を重ねることで見えてきたシャンパーニュの裏事情をお伝えしたいと思います。 前編ではシャンパーニュを取り巻く環境と、味わいに違いを与えるファクターについて、来月発行の後編ではテロワールの考え方やレコルタン・マニピュラン(RM)の勃興、現在のトレンドなどについてお話ししてまいります。 シャンパーニュの概要 ブドウ栽培農家:16,100軒ネゴシアン(メゾン):360軒レコルタン・マニピュラン(ドメーヌ、RM):2,000軒 *2012年レコルタン・コーペラトゥール(RC):2,500軒 *資料:シャンパーニュ委員会(2019年実績データ)*レコルタン・コーペラトゥール(RC)とは : シャンパーニュを造るには通常のワインより多くの設備が必要になるため、小規模栽培家では参入が難しい。それでもラベルに自分の名前を冠したシャンパンが作りたい場合、収穫したブドウを協同組合に渡して現金の代わりに完成したシャンパンを受け取る方法が取られる

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