ワイン解説

ワインのコンディションに関するお話(営業 曽束 仁寿)

ワイン解説

ワインのコンディションに関するお話(営業 曽束 仁寿)

前回までに皆様にお届けした『ワインの輸送の“ホント”』、『船便VS航空便の比較試飲』が大変御好評頂きましたので、今回はワインのコンディションについてお話したいと思います。 フィラディスでは様々な古酒を取り扱っており、毎月大量の古酒が入荷してきます。私が検品するワインだけで、ざっと年間5万本。日本でいちばん多くの古酒を中心としたファインワインを目にしているはずです。ここでは、私の経験に基づいて、お話を進めようと思います。 ワインのコンディションとは? 古いワインになるほど、ボトル毎の状態は異なります。 チェックすべきポイントは、ラベル、液面、色調、キャプセル周りです。ラベルは外観だけの問題なので、ワインの中身には直接関係がありません。ワインの状態に最も影響するのが液面と色調ですが、ワインのコンディションを判断するうえでいちばん大切なのは色調です。弊社は検品時に、ペンライトの光を当てて、色調のチェックをしています。液面の高さやキャプセル周りに問題がなくても、色調に輝きがなく濁っていたり、茶色や黒く変色したワインはダメージを受けており、そういった場合は販売の対象から除外しています。よっ

By Migrator Added Author
ワイン輸送の“ホント”を教えます!②海上輸送から入庫まで(輸入担当 鈴木幸恵)

ワイン解説

ワイン輸送の“ホント”を教えます!②海上輸送から入庫まで(輸入担当 鈴木幸恵)

前回はフランスからの船便を例に、ワイナリーでの集荷~船積みするところまでをお話ししました。 第1弾はコチラ   今回は第2弾として海上輸送~フィラディスの倉庫へ入庫するまでをお話ししていきたいと思います。 海上輸送について さて、フランスを出発したワイン、日本までどのくらいで着くと思いますか? 飛行機だとたったの十数時間ですが、船便だとなんと約5週間。長い船旅です。ちなみに3年ほど前まではフランス北西部のル・アーヴル港から東京港まで4週間で来ていたのですが、原油の高騰、環境への配慮(CO2削減)を理由に各船会社とも船の速度を落として運行するようになり、以前より航海日数が伸びてしまいました。 ワインはコンテナに詰められて輸送されることは前回お話ししました。コンテナの種類についても詳しくお話ししましたね。ワインの輸送には主にドライコンテナとリーファー(定温)コンテナがある、ということでした。 近年ではワインの輸送にはリーファーコンテナを使用することが浸透してきました。しかし、まだまだ低価格帯のワインにはドライコンテナを使用しているところもあるようです。インターネットなどでも、ドラ

By Migrator Added Author
ワイン輸送の“ホント”を教えます!①ワイナリーから現地の港編 (輸入担当 鈴木幸恵)

ワイン解説

ワイン輸送の“ホント”を教えます!①ワイナリーから現地の港編 (輸入担当 鈴木幸恵)

ワインのプロである皆さんは当然ワインのことはお詳しいですよね。お仕事の中でワインの説明をされる機会も多いことと思います。産地やブドウ品種、生産者やヴィンテージ・・・でも、そのワインどんなふうに輸送されているかご存知ですか? ワインにとって輸送時のコンディションはとても大切です。どんなに素晴らしいワインも輸送時にダメージを受けてしまっては台無しです。ところがワインの輸送については、正しい情報が広まっておらず、インターネットなどでは有象無象の情報が溢れています。ワインの情報発信者である皆さんには、ぜひ正しくご理解頂き、正しい情報を広めて頂きたいと思います。そこで今回から2回に渡って、実際に輸送を担当している私からワイン輸送の“ホント”をお話したいと思います。 ワイナリーから日本への輸送の流れ 今回はフランスからの船便を例に、ワインがどのように運ばれてくるかをご説明していきます。まずは輸送の流れについて簡単にご説明しましょう。 ワインの出荷予定が決まると、私たちはフォワーダーと呼ばれる国際輸送業者に輸送手配を依頼します。 実際に船を運航しているのは、商船三井や日本郵船、Hapag

By Migrator Added Author