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フィラディス ワインリスト研究 第3弾 ~ Restaurant TOYO 成澤亨太 ソムリエ & Restaurant Ryuzu 丸山俊輔 ソムリエ ~

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フィラディス ワインリスト研究 第3弾 ~ Restaurant TOYO 成澤亨太 ソムリエ & Restaurant Ryuzu 丸山俊輔 ソムリエ ~

今月のニュースレターは、好評いただいているフィラディスワインリスト研究の第3弾をお送りします。ソムリエの皆様にとって自らの分身でもあるワインリストの作成は、とても楽しくやりがいを感じる一方で、内容に よってお店の売り上げにも直結するとても難しく重要なお仕事ではないでしょうか。そのため、他のお店がどのようにワインを選んでいるのか、気になる方も多いのでは・・・ そこで今回は、活躍中のソムリエのお二人に同一のテーマでワインリストを作成いただき、構成内容や選んだ基準、考え方などをじっくり覗いてみたいと思います。 今号ではお二人のソムリエが選んだワインをご紹介し、来月号にて実際に食事とワインを合わせた結果をお届けします。 今回のお題は、王道の中華料理とのペアリングです。 基本条件 ○ペアリングコースとして、6000円での提供を想定 ○基本的にフィラディスのエージェントアイテムから選択、 ない場合は他社アイテムも選択OK ○ワインの産地は問わない ○スープやご飯物は含めないが、コースで供するイメージ <メニュー> ①冷菜の盛り合わせ ・クラゲの冷菜・ピータン ・チャー

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ブルゴーニュを脅かす、ブドウ畑価格の高騰(代表取締役社長 石田大八朗)

ワイン解説

ブルゴーニュを脅かす、ブドウ畑価格の高騰(代表取締役社長 石田大八朗)

グッチやボッテガ・ヴェネタなどのラグジュアリーブランドを傘下に持つファッション業界の帝王フランソワ・ピノーは、英国のオークションハウス・クリスティーズの役員であり、さらにシャトー・ラトゥールのオーナーでもあります。その彼がクロ・ド・タールを購入したというニュースは少し前に業界で大きな話題となり、仏ビジネス新聞「Challenges」はその購入額が約300億円(2億€)だと推定しました。 300億円はモノポールの畑を含むドメーヌ全体の金額です。その価値を分析すると、①ブドウ畑、②設備、③ブランド価値の大きく3つに分けて考えられます。それぞれの価値を正確に算出するのは難しいので、あくまで仮定の話として、②設備が10億円、③ブランド価値が50億円とすると、残りの①ブドウ畑が240億円相当となります。クロ・ド・タールは7.53haありますから、なんと1haあたり32億円(2000万€)!ブルゴーニュのグランクリュだからこその目もくらむような巨額取引です。 もしも土地の価格を仮に1年間のワイン代で償却するとなると・・・ ヘクタールあたりの収量=30hℓ そこから算出される生産本数=30hℓ/

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熟成によってワインのアルコール度数とSO₂量は変化するか?(広報 浅原 有里)

検証&実験

熟成によってワインのアルコール度数とSO₂量は変化するか?(広報 浅原 有里)

弊社では長期間熟成したオールドヴィンテージワインも多数扱っていますが、ご存知のように熟成によってワインの色調や香り、味わいは大きく変化していきます。ワイン中では様々な変化が起きているはずですが、アルコール度数やSO₂量はどのように変化するのだろうかと、ふと疑問が浮かびました。   そこで、弊社のセラーに眠っていたワインをいくつかピックアップし、出荷当時に公的機関で発行された信頼性の高い成分分析表と2019年現在の成分分析結果を比較してみました。 調べるのは、アルコール度数とSO₂量です。SO₂(便宜上、亜硫酸とします)については、遊離型亜硫酸量と総亜硫酸量の2種類を調べました。参考までに、SO₂について解説した過去のニュースレターから、2種類について言及した部分を引用します。  SO₂は他の物質と結合したものと、まだ何ともくっつかずワインの中でふらふらしているものがあります。前者は「結合型亜硫酸」と呼ばれていて、アセトアデルヒド(アルコールが酸化したもの)や糖、 ポリフェノール、ビタミンB1などと既に結合しており、期待されている効果は発揮できません。一方、後者は「遊離型亜硫酸」と呼

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【フィラディス実験シリーズ第26弾 】イタリア料理に必要不可欠な『トマトソース』に最適なワインとは?(営業 岩元 淳)

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第26弾 】イタリア料理に必要不可欠な『トマトソース』に最適なワインとは?(営業 岩元 淳)

ワインに携わっている方は勿論、一般家庭にも完全に定着し老若男女問わず幅広く親しまれているイタリア料理。今回はイタリア料理では必要不可欠な『トマトソース』をテーマに、実験を通してマリアージュするワインを模索していきます。 実験の背景 トマトソースは、パスタやリゾットの主力ソースの一つだったり、ソテーした魚や肉にかけたり、野菜と煮込んだり、スープになったりと、その使われ方も様々です。 そのため、トマトソースを使った料理に合わせるワインを選ぶ際には、パスタなのか、魚料理か、肉料理か、といった一緒に組み合わせる食材も大きく影響します。 しかし食材まで考慮すると焦点を定めづらく本質から遠ざかってしまうと考え、より汎用的かつ有益な情報をお届けするために、シンプルにトマトソースに合うワインを突き詰めることにしました。 基本となるトマトソースとのマリアージュと認識した上で、組み合わせる素材に合わせて応用していただければと思います。 尚、実験で使ったトマトソースは、目黒にあるレジョナーレ様にご協力いただいて作っていただきました。レジョナーレ様、ご協力ありがとうございました!! ソースはホールト

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【フィラディス実験シリーズ第25弾 】僅か2℃の差 保管温度「13℃」と「15℃」 4年間の熟成で違いは出るのか?(営業 寺尾 翔)

検証&実験

【フィラディス実験シリーズ第25弾 】僅か2℃の差 保管温度「13℃」と「15℃」 4年間の熟成で違いは出るのか?(営業 寺尾 翔)

『4℃、14℃、35℃の3つの温度帯で12カ月間、年3回の定点分析』 2015年に行われた寺田倉庫と山梨大学が共同で行ったこんな実験をご存知でしょうか。 その結果、ワインの熟成効果による味わいの複雑性や広がりが最も進行するのは14℃であることが発表されました。この結果は「当たり前」だと思う方が多いですよね。私たちが良く使っているワインセラーの理想的な設定温度も13℃~15℃あたりとされています。温度帯の差が大きなところでの実験でしたので、この結果は普通に考えると当たり前と思われる方も多いかと思います。   そこでフィラディスでは、更にもう一歩踏み込んだ実験を行うことにしました。 実験概要 上記の実験で保管に適切とされた14℃の±1℃、つまり「13℃」と「15℃」で保管したワインにどのくらい熟成度の違いが表れるのでしょうか。 そこで今回、泡3種、白3種、赤3種のそれぞれ同一ロットのワインを使い、「13℃」と「15℃」の2つの温度環境で約4年間保管したものを比較テイスティングし、「色」 「香り」 「味わい」の3点で熟成感にどのくらい違いが出てくるのかを検証しました。 普通だと、温

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【フィラディス ワインリスト研究 第2弾】Restaurant ESqUISSE 太田賢一ソムリエ & La Kanro 桒原孝明ソムリエ

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【フィラディス ワインリスト研究 第2弾】Restaurant ESqUISSE 太田賢一ソムリエ & La Kanro 桒原孝明ソムリエ

今月は2016年6月号で大変ご好評を頂いた、ワインリスト研究の第2弾をお送りいたします。  ソムリエの皆様にとって、自らの分身でもあるワインリストの作成はとても楽しくやりがいのある一方、内容によってお店の売り上げにも直結するとても重要な仕事の一つです。  そこで今回は、現在活躍中のソムリエのお二人に同一のテーマでワインリストを作成いただき、構成内容やリスト作成の基準、考え方を覗き見てみたいと思います。 第2回目となる今回のお題は、実際に和食店で提供されていた和食のコースメニューとのペアリングです。フィラディスとしても様々な和食とのマリアージュを研究し続けていますが、お二人のソムリエは、和食のコースに対してどのようなペアリングを考えられたのでしょうか。 基本条件 〇実際のメニュー7種に合うワインをそれぞれセレクト コース設定金額¥7,000、ワイン¥5,000 〇基本的にフィラディスのエージェントアイテムから選択、 ない場合は他社アイテムも自由に選択OK 〇ワインの産地は問わない メニュー:旬菜おぐら家様にて2018年9月に提供されていたもの 注)※はメニューへの記載

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【フィラディス実験シリーズ第24弾 】生ハムとマリアージュするワインとは!?(営業 松本 好平)

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第24弾 】生ハムとマリアージュするワインとは!?(営業 松本 好平)

今回のマリアージュ実験のテーマは「生ハム」です。 一言に生ハムと言っても世界には数多くの種類があり、産地や製法の違いによりその印象には違いがかなり見られます。今回はその中でも、日本において楽しまれる機会の多い3種の生ハムに絞り、それぞれに合うワインはどのようなワインなのかを探るべく、実験を行ってみました。 用意した生ハム3種について 実験結果をお伝えする前に、今回用意した生ハムの銘柄、及び特徴を簡単にまとめます。 基本的に生ハムを作るのに必要なものは「豚肉」「塩」「空気(気候・風土の意)」「時間(熟成のため)」の4つだけと言われているほどシンプルです。 その中で「空気」については各産地である程度共通の特徴が見られるため、それぞれの生ハムの違いを生み出す主な要因にはなりません。 作られる生ハムの違いを生んでいる大きな要因として挙げられるのは、「素材(豚の種類)の違い」「製造方法(塩の使い方)の違い」「熟成期間の違い」の3つであると言えます。 それらの点に着目しつつ、3種の生ハムの特徴を以下にまとめます。 用意したワインについて 今回は生ハムというお題のため、飲食店様の

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若手ソムリエ応援プロジェクト「分析的テイスティングセミナー」講師:千葉 和外 氏

ワイン解説

若手ソムリエ応援プロジェクト「分析的テイスティングセミナー」講師:千葉 和外 氏

今回は若手ソムリエ応援プロジェクトの一環で行われたセミナーの中から、「分析的テイスティングセミナー」の内容をご紹介いたします。 分析的テイスティングとは、ワインが持つすべての要素(色、香り、味わい、ストラクチャー)をデータ化して分析し、ワインのアイデンティティを推測するテイスティング方法で、現在のイギリスやアメリカで主流の方式となっています。 このスタイルはワインの流通にかかわる人たちから派生したもので、香りの説明を中心とするフランス式と比較すると、より客観的なテイスティング方法です。 講師の千葉和外氏は、カリフォルニアで醸造や栽培を学び、日本でもカリフォルニアワインの魅力を広げ続ける、日本の分析的テイスティング方法の第一人者です。  千葉和外氏プロフィール: リストランテ ラ ブリアンツァ シェフソムリエ The Court of Master Sommeliers認定Advanced Sommelier カリフォルニア州 ナパヴァレー大学にて醸造・ブドウ栽培を学び、 レストラン オーベルジュ ド ソレイユに勤務。 帰国後、複数のレストランでシェフソムリエを歴任し、現職に至る。

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【フィラディス実験シリーズ第23弾 】 本当に光はワインの大敵なのか? 紫外線によるワインの劣化を徹底検証!(営業 中小路 啓太 )

検証&実験

【フィラディス実験シリーズ第23弾 】 本当に光はワインの大敵なのか? 紫外線によるワインの劣化を徹底検証!(営業 中小路 啓太 )

一般的には、「ワインはできるだけ光を避けて暗い場所で保存するように」と言われています。   そこで今回の実験では、「光による影響が実際にどれぐらいあるのか?」を確認するため、光以外はほぼ同一の条件で長期間(6ヶ月)保管したワインの試飲を比較してみたいと思います。   両者の違いをディスカッションすることにより、保管時の光によってワインがどの程度影響を受けるのか、併せてワインの色合いや種類(泡白赤)によっても、結果に影響がでるのかも論点とします。 紫外線の作用による劣化とは? 太陽の光に含まれる紫外線や赤外線には、物質を破壊する力があります。 特に紫外線は力が強く、窓際に置いた本や写真が退色したり、日光を長期間浴びたゴムが劣化するのは、紫外線の影響によるものです。人が日焼けをするのも、この紫外線によるものですよね。 紫外線がワインに与える影響としては、その色や味わいを変化させてしまうことが考えられます。 また光に当たり続けると還元臭がする、焼けた臭いの原因になるという意見もあります。これは正確には光というよりも紫外線の影響が強いと言われています。 太陽の光以外に、私たちの日常生

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【世界のトレンドを知る①】シェリーの過去と現在           (バイイングアシスタント 谷川 涼介)

ワイン解説

【世界のトレンドを知る①】シェリーの過去と現在    (バイイングアシスタント 谷川 涼介)

世界で最も偉大なワインの一つで、食事と完璧に合うにも関わらず、 世界で最も過小評価されているワインは何でしょうか?   それは辛口のシェリーです。   その理由はシャンパーニュと比較するとよくわかります。 どちらもアペリティフとして認知が広く、畑はピュアなチョークの土壌、 どちらもベースワインを造りそこから次の工程に進みます。 高い技術を要するブレンドからシャンパーニュが生まれ、 長い樽熟成の後で巧みなブレンドをするのがシェリー。   もう一つの共通点は、その多くがヴィンテージ表記なしに販売されていることです。 これはつまり、他のワインとは異なりボトルは違えどその見た目と味わいは毎年変わらず、 ワイン評論家にとっては取り上げるべき「新しさ」がない、と言い換えることもできます。   これほどの類似点がありながら、シャンパーニュは世界的な成功をおさめ、 シェリーの売り上げと評価がしぼんでいったのはなぜでしょうか? この低迷の背景を読み解くとともに、現在注目を集めるプレミアムシェリーに焦点を当て業界のトレンドを見ていきたいと思います。 今大注目のPremium Sherryのスタイルとは

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【フィラディス実験シリーズ第22弾】 ラム肉にマリアージュする赤ワインの条件とは? (営業 伊津野 朝子)

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第22弾】 ラム肉にマリアージュする赤ワインの条件とは? (営業 伊津野 朝子)

今回のマリアージュ実験のテーマは、ラム肉です。   ラム肉はしっとりとした赤身に脂がしっかりと乗っていて咀嚼を必要とする強いお肉なので、スパークリングや白ワインでは対応しきれないだろうことが予想されるため、今回は赤ワインに絞って検証を行いことにしました。   また、「アニョ・ド・レ(乳飲み子羊)」といえばローストして供されることの多いボルドー地方の定番料理の一つです。伝統的なマリアージュの定説では、ボルドーの中でも力強い味わいのポイヤックが合うと言われています。実験では、本当にラム肉にポイヤックが合うのかを明らかにするとともに、世界各地の赤ワインで合うのはどんな条件のワインなのかも考えていきたいと思います。 実験方法 〇フレンチラムラック(骨付き)をグリルし、シンプルに塩で味付け。必ず赤身と脂を一緒に口に入れて咀嚼する。 〇ワインはブラインドにてテイスティングする。 〇予選は①ボルドー&ブルゴーニュ ②イタリア&ローヌ ③スペイン &新世界のチームごとに行い、点数を付ける。その中から高得点のものを選定の上全員で再度検証し、最終順位を決定する。 マリアージュの判断方法 「

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若手ソムリエ応援プロジェクト 『ペアリング理論セミナー』 最新の講義内容を公開します!(広報 浅原 有里)

ワイン解説

若手ソムリエ応援プロジェクト 『ペアリング理論セミナー』 最新の講義内容を公開します!(広報 浅原 有里)

フィラディスでは、『若手ソムリエ応援プロジェクト』の一環として、毎年ソムリエの基本スキルを学ぶコース形式のセミナーを開催しています。   今回は、その中でも特に人気の高い「ペアリング理論セミナー」の内容を公開します。講師は、元銀座レカンのシェフソムリエで、現在も多数の飲食店のワインプロデュースを手がけたり、自身でもモダンベトナムレストランAn Diを経営し、ワインや日本酒のテイスターとしても活躍する大越基裕さんです。感性や地方性だけに頼らない、理論的なペアリングの考え方を解説します。   ※2013年に行ったセミナーの内容を更にブラッシュアップした最新版です。 ※本内容は、「マリアージュ理論」として行ったものです。大越先生のご意向により、現在主流になりつつある「ペアリング」という言葉を使用しています。 ペアリング理論 まずよく食べ物と飲み物の相性を語る時に、「洗い流す」「邪魔をしない」「何にでも合う」という言葉が使用されることがありますが、これらは決してペアリングではありません。その感覚ですと水で十分ということになってしまいます。 特にソムリエとしてお客様に提案する立場の人で

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