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『ワイン樽』4つの有名メーカーを徹底レポート!(代表取締役社長 石田 大八朗)

ワイン解説

『ワイン樽』4つの有名メーカーを徹底レポート!(代表取締役社長 石田 大八朗)

昨年のコルクのお話に続いて、ワインにとってとても身近な存在でなんとなく知ってはいるけど、実はあまり整理できていないという方も多いと思われます、樽についてご紹介したいと思います。今回は複数の樽メーカーを訪問してまいりました。 【オーク材と産地の違い】 まずは基本的なところでオーク材とその産地の違いから復習しましょう。 日本語では樫(かし)の木と訳されますが、実際ワイン樽として使用されるオークは、日本でも見かけるいわゆる樫の木ではなく楢(ぶな)の木を指します。どちらもブナ科ですので英語ではオークと総称されるようです。またオーク以外で珍しいところではアカシアの樽というのも存在し、材質としてオークより固いという特徴があり、その分気品のあるフレーヴァーが得られるため、白ワインの熟成に向くそうです。 オークの木はフランスやアメリカ、オーストリアなどが有名です。それ以外にもヨーロッパや北米に広く分布しており、ルーマニアやクロアチアなどの東欧諸国、ロシア等の北欧、ドイツなどで栽培されています。 緯度の高いロシアなどでは木材の生育が遅く、同じ大きさになるまでフランスと比べてより長く時間がかかり

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ワイン主要評価誌 最新事情(ファインワイン担当 曽束 仁寿)

ワイン解説

ワイン主要評価誌 最新事情(ファインワイン担当 曽束 仁寿)

現在、弊社でお送りしている『在庫リスト』の備考欄に評価点を記載しているワイン評価誌は、「WA (Wine Adovocate ワイン・アドヴォケイト)」、「IWC (International Wine Celler インターナショナル・ワイン・セラー)」、「AM (Allen Meadow アラン・メドー)」、「WS (Wine Spectator ワイン・スペクテイター)」、「RJ (Richard Juhlin リチャード・ジューリン)」「MB (Michael Broadbent マイケル・ブロードベント)」の6誌です。 これらの評価誌を改めてご説明させて頂くとともに、少しずつ変わりつつあるジャーナリスト業界の最新情報をお送りします。 Wine Adovocate ワイン・アドヴォケイト 「WA」は皆さんご存じのWine Adovocate、いわゆるパーカーポイントです。創刊以来、外部からの影響を排除するため広告を受け入れずに評価を行っています。元々はロバート・

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ブルゴーニュ出張報告 ~収穫期のオーセロワ地区、コート・シャロネーズ地区を巡る(営業 山口 要)

産地訪問

ブルゴーニュ出張報告 ~収穫期のオーセロワ地区、コート・シャロネーズ地区を巡る(営業 山口 要)

今秋ブルゴーニュを訪問しました。ブルゴーニュと言っても、今回の行き先はシャブリ南西のオーセロワ地区とコート・シャロネーズ地区。近年コート・ドールのワインの値上がりが著しいため、ブルゴーニュ好きが満足できる品質で価格が控えめなピノ・ノワールとシャルドネを探すことが出張の目的でした。 先に結論を申し上げてしまえば、今回は残念ながら目的に見合うワインは見つからなかったのですが、あまり日本では知られていないオーセロワのテロワールや産出されるワインの特徴など、現地ならではの情報を知ることが出来ました。 Auxerrois オーセロワ地区 オーセロワは、シャブリをぐるりと取り囲むように位置するグラン・オーセロワ地区の中の1つのアペラシオンで、オーセールの南部と南東部のおよそ10村を指します。 シャブリと同じく石灰質(泥灰=キンメリジャン・マール)に富んでおり、シャルドネとアリゴテ、ピノ・ノワールが有名ですが、他にガメイやソーヴィニヨン・ブランも造られています。また、オーセロワ特有の希少なブドウ品種として赤ワイン品種のセザールと白ワイン品種のサシーやムロンなどもあります。 このオーセロワで

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【フィラディス実験シリーズ第8弾】ワインの「添加物」 徹底研究 Part 1 -タンニン・アラビアガム・補糖・補酸(営業 松本 好平)

ワイン解説

【フィラディス実験シリーズ第8弾】ワインの「添加物」 徹底研究 Part 1 -タンニン・アラビアガム・補糖・補酸(営業 松本 好平)

今回の実験のテーマは、耳にしたことはあってもその実態はよく知られていない、ワインに加えられることのある「添加物」についてです。代表的ないくつかの添加物を取り上げ、実際にワインの味わいにどのような影響を与えるのかを検証してみたいと思います。 多くの方が“ワインの添加物”と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、ワインの裏ラベルに記載のある「酸化防止剤(亜硫酸塩もしくは二酸化硫黄、SO₂)」ではないでしょうか?その使用の是非が議論されることも多いSO₂。こちらについては、年明けにも『添加物実験 Part 2』として集中的に取り上げますので、少々お待ちください。 今回の『添加物実験 Part 1』では、ワインの味わいを変える目的で加えられる 添加物を取り上げたいと思います。 【実験に使う添加物】 ワインの味わいに変化を与える添加物として、代表的な以下の 4つを実験していきます。 (1)タンニンの添加 (2)アラビアガムの添加 (3)補糖 (4)補酸 今回は某ワイナリーに無理を言って協力いただき、(1)~(4)の4つの添加物を加えたワインを特別に作ってもらいました。添加物を加えずに瓶詰

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Riojaの品種の多様性と、『Rioja=テンプラニーリョ』となった背景を追う(営業 寺坂 和也)

産地訪問

Riojaの品種の多様性と、『Rioja=テンプラニーリョ』となった背景を追う(営業 寺坂 和也)

皆さま、こんにちは。 今回のニュースレターでは、スペイン最大級の試飲会Fenavinで生産者から聞いた非常に興味深かったスペイン最上のワイン産地Riojaの歴史に伴う、ブドウ品種の歴史についてお話ししたいと思います。 『テンプラニーリョ・ブランコ』誕生の秘密 約5000種類もあるとされるワイン用のブドウ品種ですが、その成り立ち・誕生は様々です。元々土着として生育していたもの、交配などを行って品種改良によって出来たもの、また突然変異によって誕生したものもあります。突然変異と言えば、ピノ・ノワールから派生したピノ・ブラン、ピノ・グリ等が有名ですが、リオハの主要品種のテンプラニーリョが突然変異して誕生したのが『テンプラニーリョ・ブランコ』です。 私はこの品種の存在自体知らなかったのですが、今回その突然変異が発生した時の写真を見ることができました! 1988年にムリーリョ・デ・リオ・レサという地域の古樹の畑で、テンプラニーリョの古樹の内、1本の枝にだけ2房の白ブドウがなっているのが発見されました。実際にきれいに黒ブドウと白ブドウが枝分かれしている光景は、「合成!?」と思うほどです。

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アルザス出張報告 ~アルザスの格付けを巡る生産者や村々の動き(営業 池田 賢二)

産地訪問

アルザス出張報告 ~アルザスの格付けを巡る生産者や村々の動き(営業 池田 賢二)

フィラディスでは、コストパフォーマンスに優れ、テロワールの個性を楽しむことができ、何より素直に美味しいアルザスワインにこれまで力を入れてきました。 今回の出張では、既存ワイナリーの最新ヴィンテージの確認に加え、皆さまにご紹介するに足る高品質のピノ・ノワールを探してきたのですが、生産者訪問を続ける中で、とても興味深い現在のアルザスの動向を聞くことができました。 “アルザス=白”ではない?!ピノ・ノワールのグランクリュ格付けの動き アルザスでは現在51のグランクリュが制定されていますが、全て白ワインであり、リースリング、ゲビュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカの4種類(一部例外は除く)のみが認められています。白一辺倒の格付けですし、“アルザス=白”だという認識を持っていらっしゃる方も多いと思いますが、今ピノ・ノワールもグランクリュに格付けしようとする動きがあるのだそうです。 この動きの背景として、温暖化の影響で以前より暖かくなったためピノ・ノワールが完熟するようになり、よりパワフルで上質なブドウが採れるようになったことが要因の一つだと考えられます。実際に、素直に美味しいと思えるワ

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【フィラディス実験シリーズ第7弾】代表的なチーズに幅広く合う“汎用性の高いワイン”を探せ!(営業 笹井 涼乃)

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第7弾】代表的なチーズに幅広く合う“汎用性の高いワイン”を探せ!(営業 笹井 涼乃)

今回のマリアージュ実験のテーマは、『チーズ』です。 ワインとチーズ。ワインを語る上では欠かせない、鉄板ともいえる組み合わせですよね!ただ、特定のチーズに対する王道のマリアージュ、例えば「ミモレット×シャンパーニュ」「エポワス×ジュヴレ・シャンベルタン」「ロックフォール×ポートあるいはソーテルヌ」「クロタン・ド・シャヴィニョル×サンセール白」などは長い歴史の中で実証されていますので今更私たちが実験するべきものではないと考え、更に突っ込んだお題を設けて実験を行いました。 それは・・・「よく食べられる複数のチーズに幅広く合わせられる“汎用性の高いワイン”を探せ!」です。 レストランではメイン料理を食べた後にチーズがサービスされますが、その際には複数のチーズを選ぶ方が多いのではないでしょうか。ワインバーでもチーズプレートと合わせるようなシチュエーションが考えられますし、酒屋さんで購入してホームパーティーで楽しむにしてもいくつかのチーズが揃うことはよくあります。そんな時に1杯(本)のワインをお勧めするとしたら、皆さまはどんなワインを選んでいらっしゃいますでしょうか?1つのチーズだったら簡単だけ

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スペイン出張報告 ~スペイン最大級の試飲会 Fenavin で、看板となるリオハワインを探す!(営業 戸谷良子)

産地訪問

スペイン出張報告 ~スペイン最大級の試飲会 Fenavin で、看板となるリオハワインを探す!(営業 戸谷良子)

皆さま、こんにちは。今回のニュースレターでは、2年に一度スペイン・シウダッドレアルで開催されるFenavin(フェナビン)の訪問記をお送りします。 Fenavinはスペイン最大級の展示会の一つです。このFenavinと、バルセロナで隔年開催される展示会Alimentaria(アリメンタリア)が有名ですが、Fenavinは今やAlimentariaを凌駕し、今年は海外65カ国から2,000人以上のバイヤーが参加、出展ワイナリーもスペイン全土から1,300社を超える参加があったとの報告がありました!Alimentariaはドイツで開催される更に大きな展示会Prowein(プロヴァイン)と日程が必ず重なってしまうこと、ブース出展料が非常に高いこと、ワインだけでなく食料品全体の展示会でもあることなどから、現在はスペインワインを売る・買うならFenavinに参加しようとする出展者、訪問者が多い現状があります。 今回Fenavinの訪問の目的はただひとつ。フィラディスの看板スペインワインとなるようなD.O.C.aリオハのワインを探すことです。弊社では既に1アイテム、リーズナブルなリオハ(Dome

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<フィラディス繁盛店インタビューNo.4>Mira! たまプラーザ 根井一成 店長

サービス

<フィラディス繁盛店インタビューNo.4>Mira! たまプラーザ 根井一成 店長

次の繁盛店レポートでどのお店を取り上げようか、という話し合いになった際、担当営業から猛プッシュがあったのが、今回の「Mira! たまプラーザ」(以下、Mira!)だ。 その理由は、16坪の店舗で月に600~700本と驚くほどワインが動くこと。しかも、高価格帯やマグナムボトルのワインなども多く売っている。郊外の専門料理店ではめずらしいのではないだろうか。どのようなお店づくりを行っているのか、どんな秘訣があるのかを、店長の根井一成氏に伺った。 たまプラーザは渋谷駅から東急田園都市線の急行で25分の高級住宅地。開発が進む二子玉川の先にあり、閑静な住宅街の広がるベッドタウンだ。駅前には東急百貨店があり、その先の商店街の中にMira!はある。スペイン料理とスペイン産ワインのお店として2010年にオープンした。席数はテーブル14席、カウンター10席、テラス8席の32席で、15:59~L.O25:59(この独特な時間は、開店が早いイメージを打ち出すため!)という長めの営業時間を社員3人+アルバイト1名で回している。 先に結論を述べてしまえば、Mira!が繁盛店である最大の理由は、“生きている店”

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【フィラディス実験シリーズ第6弾】 本格的な夏到来間近!今、最も気になる“熱劣化”を徹底検証(営業 白戸 善紀)

検証&実験

【フィラディス実験シリーズ第6弾】 本格的な夏到来間近!今、最も気になる“熱劣化”を徹底検証(営業 白戸 善紀)

今回の実験のテーマは、真夏の到来を控えた今だからこそ気になる『熱によるワインの劣化』です。   フィラディスでは、各国のワイナリーからワインをピックアップしたところから、船での輸送はもちろん船積みを待つ間などの僅かな時間も常に温度管理を徹底し、お客様のお手元に届くまで細心の注意を払っております。全ては熱によってワインの美味しさが損なわれるのを防ぐためです。では、熱が入ってしまったワインはどのような変化をするのか?今回実際に実験で検証してみました。 また、お客様(レストラン様や酒販店様)のお手元に届いてからのお店での保管や配送時には様々な状況が考えられると思いますので、基準となるような情報をお届けしたいと考えました。 今回の実験で解明するポイントは以下の3つです。 ① 熱が入ったワインの味わいはどのように変化するのか? ② 高温にさらされる時間やその温度によって劣化度合いは変わるのか? ③ 一度劣化したワインは時間と共に回復するのか? 【実験方法】 熱による劣化がどの温度帯から起きるのかを調べるため、30℃、35℃、50℃でワインを湯せんしました。湯せん時間は、1時間と8時間

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イタリア出張報告 ~モンタルチーノで出会った特殊な仕立て「フォーク」と「盆栽」とは?!(営業 青山マルコ)

産地訪問

イタリア出張報告 ~モンタルチーノで出会った特殊な仕立て「フォーク」と「盆栽」とは?!(営業 青山マルコ)

Salve a tutti! 営業の青山マルコです。 このレターでも度々お伝えしていることではありますが、偉大な生産者たちは必ず何度も強調して「ワイン造りで一番重要なのは畑仕事である」と口にします。私はその言葉を聞くたびにいかに畑仕事が大事なのかを改めて実感します。MianiのEnzo Pontoni、ClericoのDomenico Clerico、QuintodecimoのLuigi Moio・・・私がこの言葉を聞いた生産者は皆毎日畑に出て仕事をしていました。そして、今年3月下旬のイタリア出張では、この言葉の重みを再度感じることになりました。 フォルチェッラ(フォーク状のもの) 今回の出張の大きな目的は2つ。イタリア最大のワイン見本市Vinitalyヴィニタリーへの参加、そしてBrunello di Montalcinoの生産者訪問です。 モンタルチーノ村で、昨年から取り扱いを開始したMastrojanniマストロヤンニを訪問した際、今まで見たこともないブドウの仕立て方を目の当たりにしました。それはMastrojanniのディレクターAndrea Machettiアンドレア・

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モンタルチーノ ヴィンテージ情報(営業 青山マルコ)

産地訪問

モンタルチーノ ヴィンテージ情報(営業 青山マルコ)

Mastrojanni、IL Valentiano、Logonovoと3生産者から聞いた情報を元に、ヴィンテージ情報をお届けします。畑の位置やそれぞれの生産者によって状況は異なりますので、あくまで弊社取り扱いの3生産者の状況としてご認識ください。 ※★の評価は、モンタルチーノ協会から発表されているものです。 2010 ★★★★★ 5ツ星 春から低温多雨で成育が遅れ、開花時点で収穫量の減少が見られた。また病気への心配も広がった。しかし、夏は晴天が続き、バランスよく成熟が進み、収穫は例年より1ないし2週間遅くなったが、すべての要素が稀なほど高いレベルで揃った偉大な年となった。 Mastrojanni:サンジョヴェーゼ10%減 2011 ★★★★ 4ツ星 南アフリカから吹くシロッコと呼ばれる季節風により、多くのサンジョヴェーゼが焼けてしまった。夏の間、昼は40℃夜も30℃を下回ることがないくらい暑く、ブドウの熟度が例年よりも早く上がりすぎてしまう事が懸念されたため、収穫時期は例年より早くなった。 Mastrojanni:サンジョヴェーゼ20%減 2012 ★★★★★ 5ツ星

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