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ワインにおける土の世界(バイヤー 山田篤典)

ワイン解説

ワインにおける土の世界(バイヤー 山田篤典)

「ワインの世界がブドウ品種に牛耳られるようになったのはここ30年ほどである」 ある書籍の中でこのような文言を見てはっとさせられました。確かにワインを勉強している私たちは、レストランなどでワインをオーダーする時、ブドウ品種を聞いてワインの味わいを想像してしまうことが多いかと思います。それはおそらく、ブドウ品種が持つ個性というのはある程度普遍性があると考えているからではないでしょうか。 しかしワイン生産において、普遍的な要素はブドウ品種の他にもあります。天候は毎年変化します。人が行う栽培、醸造、熟成も毎年あるいは代替わりによって変化します。 それでは、テロワールにおいて普遍的なものは何なのかと考えた時、出てくる答えの一つに土壌が思い浮かびます。 土壌が完全に普遍的かと言われるとそうではありません。今から数千年~数万年と経てば、きっと変化はあることでしょう。ただ、私たちが生きるせいぜい百年くらいであれば、普遍的と言って良いでしょう。 今回のニュースレターではそんな土壌にフォーカスして、栄養素・pH値・粒子・母岩の性質という4つの観点から土壌を分類・分析し、それぞれの役割・特徴などに関

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水信フルーツパーラーの人気パフェを もっと美味しく楽しめる♪ ペアリングワインを探してきました! !(広報 浅原有里)

検証&実験

水信フルーツパーラーの人気パフェを もっと美味しく楽しめる♪ ペアリングワインを探してきました! !(広報 浅原有里)

パフェといえばファミレスで子どもが嬉々としてつつくもの・・・そんなイメージから一転、現在は旬のフルーツがどっさり載り、見た目も華やかな大人向けのパフェが人気です。札幌では飲んだ後の“締めラーメン”ならぬ“シメパフェ”が定着し、全国各地に行列ができる有名店がたくさん存在しますが、今回は横浜の人気店「水信フルーツパーラー」様で行った、桃とシャインマスカットのパフェに合うワインを探す検証会の様子をレポートします。 無限の組み合わせで魅了する「水信フルーツパーラー」のパフェ 「水信フルーツパーラー」を運営する株式会社水信ブルックスは1915年創業の果物問屋、株式会社水信のグループ企業です。100年以上の歴史がある青果業界のパイオニアですから、扱うフルーツも一級品。そんな目利きが選んだ旬のフルーツを主役にしたパフェが看板メニューです。今回は夏に旬がくる、桃のパフェとシャインマスカットのパフェの2種類をご用意いただきました。 まずはメニューをご覧いただきましょう。この順番でグラスの中で層になっています。 桃のパフェ シャインマスカットのパフェ この構成内容を見ていただけば、たくさ

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★目的別★おすすめのワイン関連書籍

コラム

★目的別★おすすめのワイン関連書籍

皆さま、こんにちは。ただ今夏真っ盛りではありますが、一足早く「読書の秋」を先取り!ということで、今回はフィラディス社員がおすすめするワイン関連の書籍を、目的や難易度別にご紹介していきたいと思います。 初級編:気軽にワインにまつわる本を読みたい方向け 初級編のナビゲーターは、フィラディス公式ECサイト「Firadis WINE CLUB」の五十嵐店長です。 ショップ会員様向けに、“読むとワインを飲むのがもっと楽しくなる本”を毎月1冊ご紹介する『店長五十嵐おすすめワイン本』シリーズから、特におすすめの4冊をピックアップしてもらいました。 『じいちゃんが語るワインの話 ブドウの年代記』 (フレッド・ベルナール 著、田中裕子 訳 / エクスナレッジ) ワイン造りの仕事は継がずバンド・デシネ(フランスの漫画)作家になった主人公フレッドが、大好きな「じいちゃん(頑固なワイン職人、90歳)」からワインにまつわるあれこれを聞く・・・という仕立ての本です。 その話題は酒飲みならではの笑える豪快な話からワイン職人としての哲学やエピソード、そして第二次世界大戦中ドイツ占領下のブルゴーニュ地方の暮

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柚子胡椒に合うワインを調査してみました!(広報 浅原有里)

検証&実験

柚子胡椒に合うワインを調査してみました!(広報 浅原有里)

今や全国どこのスーパーにも置かれ、九州を飛び出して全国的な万能調味料となりつつある柚子胡椒。ピリリと辛い名脇役の柚子胡椒ですが、果たしてどんなワインに合うのでしょうか?今回は九州の定番料理+柚子胡椒の組み合わせでマリアージュを検証してみました。 柚子胡椒と合わせたお料理 細かく刻んだ柚子の果皮に、生の青唐辛子と塩を入れ、磨り潰して熟成させた調味料で、九州では一般的な調味料として多くの料理で使用されます。 尚、名前に“胡椒”とありますが、コショウは使われていません。九州の一部地方で唐辛子のことを“胡椒”と呼んだことから付いた名称なんだそうです。 柚子胡椒は、岩田産業様の「宮崎県産粗挽き柚子胡椒」を使用しました。 合わせたのは「もも焼き」「餃子」「水炊き」の3種類です。 柚子胡椒自体は、当たり前ですが柚子独特の柑橘の香りがあり、スパイスならではの上方向に伸びる味わいです。お料理と合わせると、もも焼きでは少量でピリリと効くのに対し、餃子は多めに乗せても柚子胡椒の味を感じづらいなど、感じ方が変わるのが印象的でした。 マリアージュの判断方法 「ボリューム」「テクスチャー」「フレーバ

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ワイン主要評価メディア 2022年最新事情

コラム

ワイン主要評価メディア 2022年最新事情

現在フィラディスでは右の一覧にあるような世界的に権威のあるワインメディアの評価を採用しています。 今回はこれらの中から特に重要な評価メディアを改めてご説明するとともに、「ワイン・スペクテイターTOP100」に代表されるような有名なワインランキングも併せてご紹介したいと思います。 インターナショナル The Wine Adovocate ワイン・アドヴォケイト 「WA」は、ワイン業界に多大な影響を与えたワイン評論家のロバート・パーカー氏が1978年に立ち上げた評価誌です。そのため、WAの点数がそのままパーカーポイントとして知られていましたが、2011年より数名のテイスターが世界の各産地を分担するチーム制で評価点が付けられており、必ずしもパーカー氏本人のポイントではありません。パーカー氏も2019年に引退しましたので、それ以降のヴィンテージでは彼の点数は存在しません。 創刊以来、外部からの影響を排除するため広告を受け入れずに評価を行っており、評価されるワインの数も他の評価誌と比べて最も多いため、世界で最も影響力を持つワイン評価誌と言っても過言ではありません。現在は雑誌としての発刊

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【フィラディス実験シリーズ第32弾 】 春のお楽しみ♪  ホワイトアスパラにペアリングさせるならどんなワイン ?(広報 浅原有里)

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第32弾 】 春のお楽しみ♪ ホワイトアスパラにペアリングさせるならどんなワイン ?(広報 浅原有里)

フィラディス恒例のマリアージュ実験、今回のテーマは「ホワイトアスパラガス」です。 ヨーロッパの春の味覚として愛されるホワイトアスパラですが、最近は国産も増えて日本でも旬を味わう食材として定着してきました。 グリーンアスパラと品種が異なるわけではなく、日光に当てるか当てないかの違いしかありませんが、ホワイトアスパラはグリーンにはない独特の甘味や苦味、柔らかく繊細な歯ごたえを持っています。 今回の実験では、国産とロワール産の2種類のホワイトアスパラを用意し、それぞれ塩茹でして「塩のみ」と定番の「オランデーズソース」の2つのパターンでマリアージュするワインを探してみました。 ホワイトアスパラ&ワインについて 国 産 フランス、ロワール産 福島産、暗室栽培の新鮮なホワイトアスパラを使用。2Lという国産では太めのサイズだが、ロワール産と比べると半分ほどの太さ。 味わいは、アスパラ特有の青い香りがしっかりあり、えぐみや苦味は強くなく、フレッシュかつ繊細で甘味をしっかり感じた。 ハウス栽培の生ホワイトアスパラで、十分な太さのあるものを使用。 国産よりも青い香りは控えめだが、苦味やえ

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「レヴェランス R」の“響かせ合う”古酒マリアージュに迫る!

サービス

「レヴェランス R」の“響かせ合う”古酒マリアージュに迫る!

ブルゴーニュとシャンパーニュの古酒に魅せられ、その魅力を最大限に引き出すマリアージュを提供されている、とてもユニークなレストラン「révérence R(レヴェランス アール) 」。今回は古酒に特化しているからこそ培われたrévérence R(レヴェランス アール) 独自のマリアージュ哲学を、実際にワインと料理を合わせながらご教授いただきました。 古酒のマリアージュに必要なこととは? ペアリングやマリアージュというと、シェフの作る料理に合うワインを選んで提供するものだという認識をお持ちの方が多いと思いますが、レヴェランスでは1本のヴィンテージワインに異なるお皿を提供していくというスタイルでコースが展開されます。異なるお料理を合わせる中で、そのワインを若く感じさせたり、ミネラリーにさせたり、気づかなかった香りを引き出したりと、1本のワインから様々な要素を引き出したり引き立てたりしながら、自分達が表現したい味わいや世界観を作り出していくのが、レヴェランスの提案するマリアージュです。 この独自の手法を取る理由として、提供するのが古酒であるという部分が大きいと思います。 長い年月を経

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【フィラディス実験シリーズ第31弾 】 スモークサーモンにベストマリアージュなワインとは?(営業 勝部晴美)

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第31弾 】 スモークサーモンにベストマリアージュなワインとは?(営業 勝部晴美)

今回のマリアージュ実験のテーマは、「スモークサーモン」です。 見た目は赤身ですが実は白身魚に分類され、程よく脂があり、スモーキーなフレーバーも加わる・・・と味わいの要素の多い食材のため、泡白赤とさまざまな味わいのワインに合わせやすそうではありますが、ベストマリアージュのワインは何か?と聞かれたら答えられる方は意外と少ないのではないでしょうか。 そこで、私たちフィラディス社員が40種のワインの中からスモークサーモンにマッチングするワインを探してみました。 スモークサーモン&ワインについて スモークサーモンは、日本発のトップブランド「王子サーモン」から、しっかりと塩気のあるチリ産サーモンの切り落としを用意しました。肉厚で脂もしっかり乗っており、スモーク感をアフターにほんのりと感じます。サーモン特有のフレーバーや柔らかなテクスチャー、脂のボリューム感がマリアージュのポイントになりそうです。付け合わせにディルとケッパーを用意しましたが、基本的にはそれらは加えずにスモークサーモンの味わいのみで合うワインを探していきます。 ワインはスパークリング、白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン合わせて40

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物流遅延の原因はコロナ禍だけではない?! 問題が複雑に絡み合う国際物流の危機的状況とは(広報 浅原有里)

コラム

物流遅延の原因はコロナ禍だけではない?! 問題が複雑に絡み合う国際物流の危機的状況とは(広報 浅原有里)

昨年末から今年にかけて、マクドナルドの「マックフライポテト」が当面Sサイズのみの販売になるというニュースがお茶の間を駆け抜け、話題になりました。原因はコロナ禍による世界的な物流網の混乱と、カナダ・バンクーバー港近郊の水害によるものとのことでした。 こうした国際物流の混乱はワインの輸入にも大きく影響してきており、実際にこれまでには考えられなかったような輸送価格の高騰や、遅延が生じています。 今回は、国際物流の現状とその原因、また正常化の目処は立つのか、国際物流会社の方にも協力をいただきながら考察していきたいと思います。 輸送価格の高騰と遅延状況 現状海上運賃では、コロナ前を1とすると、ドライコンテナが北米からだと3倍、ヨーロッパからだと2.5〜3倍ほど値上がりしています。リーファーコンテナは数に限りがある上に需要が高まっているため、3〜4倍くらいまで値上がりしているところもあるほどです。 昨年12月に国連が出した報告書で、コンテナ船の運賃の高騰が続けば2023年までに世界の輸入価格を11%ほど押し上げ、コロナ禍からの経済回復に影響しかねないとの懸念が表明されるほどの危機的状況です。

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進化するクラウド・シーディング技術とワイン業界(商品管理部 末冨春菜)

コラム

進化するクラウド・シーディング技術とワイン業界(商品管理部 末冨春菜)

皆さんは「クラウド・シーディング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「雲の種まき」という直訳の通り、ヘリコプターなどから雲に直接ヨウ化銀やドライアイスといった化学物質(=種)を撒く事で雲の内部構造を変化させ人工的に雨や雪を降らせる、いわゆる人工降雨/人工降雪技術のことです。 今回は、世界中で研究が進む「クラウド・シーディング」の現状と、ワイン業界での活用事例を掘り下げていきたいと思います。 クラウド・シーディングの技術について 雨や雪が降るには、雲の中で「氷晶」と呼ばれる微細な氷の結晶が生成されることが必要不可欠となります。この氷晶を核にして雲の中の水蒸気が集まり成長、雨や雪となり地上に降ってくるのです。 しかし、雲によってはこの氷晶が生成され難いことがあります。そこで人間が代わりに氷晶の元となる種を撒き、最小限の人工的刺激により自然の雲が持つ潜在的降水量を最大限に引き出すというのが「クラウド・シーディング」の基本的な考え方です。 この技術は1946年、アメリカのゼネラル・エレクトリック社の化学者らによって発見されました。彼らは、過冷却※の小さな水滴でいっぱいにな

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実践編!【フィラディス ワインリスト研究 第4弾 】Kashiyama Daikanyama COTEAU. 星野崇文 ソムリエ & Restaurant L'asse 齋藤 智之 ソムリエ

サービス

実践編!【フィラディス ワインリスト研究 第4弾 】Kashiyama Daikanyama COTEAU. 星野崇文 ソムリエ & Restaurant L'asse 齋藤 智之 ソムリエ

現在活躍中のソムリエお二人に、同一の料理テーマでワインリストを作成いただき、構成内容や選んだ基準、考え方などをじっくり覗いてみようという人気企画「フィラディスワインリスト研究」の第4弾。今回は後編のペアリング実践編をお届けします。 前編ではお二人のソムリエが選んだワインをご紹介しましたが、今号では実際に食事とワインを合わせた検証会の様子をレポートします。焼き鳥との相性はもちろんですが、ワインの提供温度の活用方法から、シェフとの関係性の築き方にまで及んだお二人のソムリエ論は必見です! ご協力: 本家あべや ムスブ 田町店 様 星野崇文 ソムリエ Kashiyama Daikanyama COTEAU. マネージャー・シェフソムリエ 1986年生まれ。東京都出身。 調理師専門学校卒業後、学校給食の調理を経験し、その後株式会社ひらまつへ入社。西新宿にあるワインダイニング、インターコンチネンタル東京で研鑽を積んだ後、2019年より樫山代官山COTEAU.へ。現在は、ManagerとChef Sommelierを兼任している。 齋藤 智之 ソムリエ Restaurant

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【フィラディス ワインリスト研究 第4弾  】Kashiyama Daikanyama COTEAU. 星野崇文 ソムリエ & Restaurant L'asse 齋藤 智之 ソムリエ

サービス

【フィラディス ワインリスト研究 第4弾 】Kashiyama Daikanyama COTEAU. 星野崇文 ソムリエ & Restaurant L'asse 齋藤 智之 ソムリエ

今回は、現在活躍中のソムリエお二人に、同一の料理テーマでワインリストを作成いただき、構成内容や選んだ基準、考え方などをじっくり覗いてみようという人気企画「フィラディスワインリスト研究」の第4弾をお送りします。 各店のワインリストには、そのお店の個性が反映されるのはもちろんですが、何よりもワインを任されるソムリエの感性や哲学がそのまま投影されます。登場いただくお二人のソムリエがどのようにワインリストを作るのか、ぜひご注目ください! ※今号ではソムリエが選んだ仮想ワインリストをご紹介し、来月号にて実際に食事とワインを合わせた結果をお届けします。 星野崇文 ソムリエ Kashiyama Daikanyama COTEAU. マネージャー・シェフソムリエ 1986年生まれ。東京都出身。 調理師専門学校卒業後、学校給食の調理を経験し、その後株式会社ひらまつへ入社。西新宿にあるワインダイニング、インターコンチネンタル東京で研鑽を積んだ後、2019年より樫山代官山COTEAU.へ。現在は、ManagerとChef Sommelierを兼任している。 齋藤 智之 ソムリエ Restau

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