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【フィラディス実験シリーズ第30弾 】 『ニルヴァーナ・ニューヨーク』のモダン・インド料理と ワインの相性を考える。

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第30弾 】 『ニルヴァーナ・ニューヨーク』のモダン・インド料理と ワインの相性を考える。

近年モダン・キュイジーヌといえば、食材の風味を活かし、最先端の調理法を駆使した軽やかで華やかなお料理が定番になっています。その潮流を汲むモダン・インド料理が世界中で注目されつつあるのをご存知でしょうか?ニューヨークやイギリス、本場インドでは浸透してきているようですし、日本国内にも革新的なインド料理を提供するお店が増えつつあります。 そのお料理は、多種多様なスパイスや調理法などインド料理伝統の技術を使いながらも、決してスパイスが支配したり辛味が突出することはなく、食材の旨味・甘味や風味を引き立たせているという特徴があります。また、日本のモダン・インド料理店では日本の食材を意識的に多く使っていらっしゃるところが多いです。 今回はそんな日本のモダン・インド料理を牽引する存在である東京ミッドタウンのニルヴァーナ・ニューヨーク様にて、コース料理にワインを合わせたマリアージュ検証会の様子をご紹介します。 ニルヴァーナ・ニューヨーク 滋賀食材コース ニルヴァーナ・ニューヨーク様では、期間限定の滋賀食材フェア『Local Fine Food Fair SHIGA』に参加されています。これは、

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北海道の7つの海域でワインを熟成、味わいを科学的に分析   株式会社 北海道海洋熟成  本間一慶さんインタビュー

コラム

北海道の7つの海域でワインを熟成、味わいを科学的に分析 株式会社 北海道海洋熟成  本間一慶さんインタビュー

「海底に沈んでいた沈没船から、はるか昔のワインが引き上げられた」そんなニュースを皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。1998年にスウェーデン沖で1907年ヴィンテージの「エドシック・モノポール」が引き揚げられ、完璧な状態だったことが大きな話題になりましたし、2010年にはフィンランド沖で1820年代〜1830年代前半という約200年前のシャンパンが見つかったことも注目されました。 暗い海底で眠り続けたワインはどんな味わいなのか・・・ワインラヴァーであればとてつもないロマンを感じるとともに、出来ることなら一度味わってみたいと思うことでしょう。 まさにそうした思いからご自身で海洋熟成に挑戦し、科学的にも官能的にも味わいの違いについて研究されている株式会社 北海道海洋熟成、代表取締役の本間一慶さんにお話を伺いました。 北海道での海洋熟成をはじめたきっかけ 2010年に難破船から引き上げられたお酒がオークションにかけられるというニュースを見て興味を持ちました。飲んでみたいとは思うものの、非常に高額で手が出ない。それなら自分で沈めてみようと思ったのがきっかけでした。 最初はつ

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収納本数を最重視!2大ブランドの強さが浮き彫りに ワインセラー調査結果報告

コラム

収納本数を最重視!2大ブランドの強さが浮き彫りに ワインセラー調査結果報告

先月フィラディスのお客様に対して、ワインセラーについての意識調査を行いました。650名というたくさんの方々に回答をいただきましたので、今回のその内容の一部をご報告いたします。 調査期間:2021年6月24日〜7月5日 調査対象:フィラディス顧客 (レストラン、ホテル、小売、酒類卸のご担当者様) 有効回答数:650 【 Q1. 日本ソムリエ協会の資格をお持ちですか? 】 【 Q2. 現在勤務されているお店でワインセラーをお使いですか?  】 【 Q3. 現在勤務されているお店で使っているワインセラーのブランドを教えてください。 】(複数回答可) 【 Q4. ワインセラーを選ぶ上で重視するポイントをお選びください。 】(複数回答可) 【 Q5. デザインが優れていると思うワインセラーブランドを教えてください。 】(複数回答可) 【 Q6. 安心できると思うワインセラーブランドを教えてください。 】(複数回答可) 【 Q7. アフターサービスがしっかりしていると感じるワインセラーブランドを教えてください。】(複数回答可) 【 Q8. 今後ワインセラーの購入を

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『シャンパーニュは出荷国ごとに味わいが違う』は本当か?(広報 浅原有里)

検証&実験

『シャンパーニュは出荷国ごとに味わいが違う』は本当か?(広報 浅原有里)

あなたは、こんな都市伝説を聞いたことはないでしょうか?「一部のシャンパーニュは出荷先の地域の人々の好みに合わせて、ドサージュ量や味わいを少しずつ変えているらしい」と・・・。 真夏にピッタリの都市伝説!というわけではなく、実際に一部のベテランソムリエさんやワイン愛好家の方々の中には、長年の経験からその可能性が高いとおっしゃる方もいますし、お読みいただいている皆さんの中でもそんな噂を耳にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 どのシャンパーニュメゾンも公表していないため正確な真偽は分からない、というのが結論にはなってしまうのですが、実際に味わいは変わるのかどうか、世界各地域のシャンパーニュを集めて社内でテイスティングしてみました。 【 Moet Imperial と Krugにて検証 】 用意したシャンパーニュは、「Moet et Chandon Moet Imperial」と「Krug Grande Cuvee」の2種類です。出荷先については下記の5地域です。 ・フランス国内 ・イギリス ・アメリカ ・香港 ・日本 Moet Imperialはロットなどか

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★日本初★最高品質のシャンパーニュ造りに挑戦!『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』を始動します。(広報 浅原有里)

コラム

★日本初★最高品質のシャンパーニュ造りに挑戦!『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』を始動します。(広報 浅原有里)

フィラディスの最新の取り組みについてご紹介します。 今年5月、シャンパーニュのグランクリュ、クラマン村の畑の購入契約が正式に締結されたという弊社にとってとても大きなニュースがありました。そして早速今夏より『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』を始動することになりました。 弊社でもグランクリュ・シャンパーニュやアルチザン・シャンパーニュなど素晴らしい生産者を多数ご紹介しておりますが、インポーターとして輸入販売を行う中で、畑づくりから理想のシャンパーニュを造ってみたいという夢を抱くようになり、その夢を実現させる第一歩をやっと踏み出せるところまで来ることができました。 【グランクリュの畑購入の難しさを乗り越えて 】 皆さんご存知のように、シャンパーニュ地方では319の市町村のうち17村がグランクリュに認定されていますが、グランクリュは最上級の畑であるため価格も高く、競争相手も多いため、現地生産者でさえ購入するのは困難だといわれます。 更に、フランスでは農地の売買には農村土地整備公社SAFER(サフェール)という公的機関が深く関わっており、農地を農地として、また農民のものと

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【フィラディス実験シリーズ第29弾 】 銀座「はっこく」の30貫の圧巻の鮨に合うワインとは?

マリアージュ

【フィラディス実験シリーズ第29弾 】 銀座「はっこく」の30貫の圧巻の鮨に合うワインとは?

フィラディスでは、和食、鮨、焼き鳥、天ぷら、焼き肉といった和食業態の飲食店様向けに、そのお店のお料理にマリアージュするワインの提案サービスを行っているのはご存知でしょうか? 和食業態のお店ではソムリエが在籍しない場合が多く、専門スタッフがいなくても、こだわりのお料理に合うお客様の満足度の高いワインを提供してほしいという思いから、2018年にスタートしました。 今回のニュースレターでは、本サービスをご利用いただいている人気の鮨店「はっこく」様で行ったマリアージュ検証会の様子をお伝えしたいと思います。 「はっこく」の鮨 銀座に店を構える「はっこく」店主の佐藤博之さんは、サービスマンから鮨職人に転身したというめずらしい経歴を持ちます。そうした出自もあってか、フレンチやイタリアンのグランメゾンのような鮨店を目指して「はっこく」を立ち上げ、舌の肥えた銀座のお客様に絶大な支持を得ています。 はっこくさんの最大の特徴は、約30貫(!)の握りのみで勝負されていること。 途中で野菜の小鉢はいくつか供されますが、次から次へとテンポよく握られるお鮨でお腹を満たしてもらおうという心意気が感じられ

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ドローンワイン

コラム

『ドローンワイン・プロジェクト』始動しています!

皆さまは「スマート農業」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? スマート農業とは、農業をドローンなどIT技術を用いて、これまで人の手で行っていた農作業を代行したり簡略化させることです。これにより、作業の効率化や農業技術の見える化が期待されており、高齢化や後継者不足などの課題を抱える農業の解決策になるのではと、近年注目が集まっています。 そんな最先端技術をワイン造りにも活かせるのではないかと考え、2020年にドローン・ジャパン株式会社とのコラボレーションにより始動したのが『ドローンワイン・プロジェクト』です。 今回のニュースレターでは、『ドローンワイン・プロジェクト』の理念や具体的な取り組みについてお伝えすべく、ドローン・ジャパン株式会社の勝俣 喜一朗社長にお話を伺いました。 ドローン農業で、究極的な「土の見える化」を目指す IoT × クラウドを農業に取り入れ活用するというスマート農業は、農林水産省の後押しもあって日本でも既にかなり身近なものになってきています。様々なアプローチ方法がありますが、ドローン・ジャパンではIoTのなかでもドローン分野に特化しています。農業用のドロー

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初鰹の季節到来!鰹のたたきにぴったりのワインを検証します。(広報 浅原有里)

マリアージュ

初鰹の季節到来!鰹のたたきにぴったりのワインを検証します。(広報 浅原有里)

今回のマリアージュ実験のテーマは鰹です。 鰹は初鰹と戻り鰹の2回の旬がある魚です。 赤道付近の海で産卵した鰹は餌を求めて北上するわけですが、北上途中の3〜5月頃に獲れる鰹が「初鰹」です。まだ若く、脂の乗りはそれほどないのでさっぱりとした味わいとなります。その後、Uターンして南下してくる鰹が「戻り鰹」と呼ばれ、8月頃から市場に出回ります。戻り鰹は北の海でたくさんの餌を食べていますので、脂が乗ってむっちりと濃厚な味わいになります。 日本人の食卓に欠かせない鰹にはどんなワインが合うのか?いざ、実験スタートです! 【実験方法】 ◇ 鰹は刺し身とたたきの2種類を用意。刺し身は醤油、たたきはポン酢をつけていただきます。それぞれ生姜、みょうが、小ねぎを薬味として少量使用しました。 ◇ ワインは白7種類、ロゼ1種類、赤8種類を用意しました。 【マリアージュの判断方法 】 「ボリューム」「テクスチャー」「フレーバー」「五味(甘味・酸味・塩味・苦味・旨味)」について、以下のマリアージュポイントを参考にしながら分析する。 同調 (ワインと料理の個性の一部が寄り添うことで双方を高め合う)

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Saint Prefert(サン・プレフェール) オンラインワイナリーツアー レポート

コラム

Saint Prefert(サン・プレフェール) オンラインワイナリーツアー レポート

シャトーヌフ・デュ・パプの女神 ~ イザベル・フェランド物語 ~ サン・プレフェール当主イザベルとの出会い 弊社がサン・プレフェールの正規代理店としての取り扱いを開始したのは、2005年ヴィンテージからです。シャトーヌフ・デュ・パプのサン・プレフェールというワイナリーが、当主が変わってとても良いらしいという噂を耳にした代表の石田が興味を持ち、すぐにワイナリーの訪問を決めました。 フィラディスでは輸入するワイナリーを選ぶ時には必ずそのワイナリーを訪問して、どういう環境でどんな方がワイン造りをしているかを確かめるのですが、サン·プレフェールに訪問したのは収穫が終わって醸造が佳境を迎えた非常に忙しい時でした。本来ならこの時期の訪問は避けるのですが、収穫のタイミングが変わってしまったためにこのタイミングで伺うことになってしまいました。 その時のイザベルは、目の下に黒々としたクマをつくって、鬼気迫るオーラをまとっていました。まだワイナリーを設立して間もなく、昼も夜も関係なく発酵の様子を見に行き、一瞬たりとも心が休まる時間がなかったのです。押し寄せる不安に膨大なパワーで立ち向かっていること

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今が『飲み頃』なボルドーのオフヴィンテージとは?(営業 中小路啓太)

検証&実験

今が『飲み頃』なボルドーのオフヴィンテージとは?(営業 中小路啓太)

『飲み頃』という言葉は、ワインを美味しく感じさせてくれる魔法の言葉でもありますが、時にワインを縛り遠ざける呪いの言葉にもなるのではないでしょうか。バックヴィンテージは、どうしても評価誌の点数の受け売りになってしまったり、昔のイメージのまま語ってしまいがちですので、今回はボルドーの『飲み頃』感を正確に把握するため、2001年から2013年までの比較試飲実験を行いました! *スーパーヴィンテージである2005年と2009年2010年は除いています。 【実験方法】 今回の実験では2つの項目を考えていきました。 1つは、飲み頃かどうかという熟成のレベル。もう1つは、そのヴィンテージの今の味わいの傾向です。 熟成レベルについては、段階を以下の4つに分け、スタッフ全員の投票と討論によって決めていきました。 1. まだ早い 2. 成熟期(飲んで美味しいが、これからもっとよくなる) 3. 一度目のピーク(開いた果実味が主体) 4. 二度目のピーク(熟成からくる複雑さが主体) *最初「完全に飲み頃を過ぎている。枯れている」という5つ目の項目も用意していたのですが、実験対象のヴィン

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「生きた土壌と死んだ土壌」(バイヤー 谷川涼介)

コラム

「生きた土壌と死んだ土壌」(バイヤー 谷川涼介)

「土壌を大切に」というフレーズは世界中の造り手が皆口をそろえて言っており、私たち消費者側からしても耳にする機会の多い言葉です。これは一部の自然派やビオディナミの生産者に限った話ではなく、規模の大小や産地の新旧に関わらず造り手として意識すべきこととして語られています。 生産者以外に目を向けてみても、例えばフランス人女性初となるマスター・オブ・ワインのイザベル・レジュロン氏や土壌学の世界的権威であるクロード・ブルギニョン氏も「生きた土壌なしではワインは作れない」と声高々に主張しています。 今回のニュースレターでは土の中の世界をのぞくとともに、生きた土壌と死んだ土壌に焦点を当てていきます。また生産者はどのように土壌をケアしているのかについても見て行きたいと思います。 ①土壌 いきなり本題に行く前に、まずは前提となる「土壌」という言葉について改めて掘り下げていきます。土壌というとぱっと思い浮かぶのはブドウの木が植わる畑の表面の土の部分、という方は少なくないと思います。一般的に土壌とはこの目に見える部分を含んだ表土とさらにその下にある下層土、この二つを含む層のことを指します。 表土は砂

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「天然きのこの魅力に迫る! 」後編:天然きのこにマリアージュするワインとは?(広報 浅原有里)

マリアージュ

「天然きのこの魅力に迫る! 」後編:天然きのこにマリアージュするワインとは?(広報 浅原有里)

先月のニュースレターでは天然きのこの種類の豊富さやきのこ狩りの雰囲気を少しでも感じていただけましたでしょうか?今月号では、満を持して天然きのことワインのマリアージュ検証会の結果をお伝えします。 天然きのこについて 世界中で広く食べられており様々な調理法で料理されるきのこですが、今回は天然きのこそのものの味わいを理解して合うワインを見つけるために、まずはシンプルなサラダオイルでのソテーとバターソテーで検証しました。その後、応用編として、フレンチやイタリアンを想定してビネガー/サバイヨンソース(卵黄に水やお酒を加えて泡立てて作るソース)/赤ワインソースという3つのバリエーションを組み込んだフルコースをご用意いただき、更に深くマリアージュするワインを探しました。 お料理は全て長野県蓼科のオーベルジュ・エスポワールさんに作っていただきました。 まず天然きのこを食べて感じたのは、食感が力強く、香りや味わいもとても強いこと。特に爆発するような旨味は凄まじかったです。そのため、いつも食べている人工栽培のきのことは比べ物にならないくらい食べごたえがありました。味わいは種類によってさっぱりしてい

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