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フィラディス実験シリーズ第11弾『シカ肉にマリアージュする赤ワインを徹底調査!』(営業 田中 琴音)

マリアージュ

フィラディス実験シリーズ第11弾『シカ肉にマリアージュする赤ワインを徹底調査!』(営業 田中 琴音)

ニュースレター8月号に続く『ジビエ特集第2弾』としまして、今回はシカ肉に合うワインを検証してみたいと思います。 シカ肉を使ったお料理に合わせるとなると赤ワインが主流だと思いますので、思い切って赤ワインだけに絞り、マリアージュのポイントを探っていきます。 【シカ肉について】 8月号でお伝えしたように、夏のシカは餌となる新緑が豊富な為、秋冬のものよりも脂がのっています。とはいえ、元々体脂肪率0.6%と非常に低脂肪なので、当然ですが牛肉に比較するとかなりさっぱりしたお肉です。程良い脂が赤身に入り込み、ジューシーでテクスチャーは柔らかく、少し鉄分を感じさせる香りが優しく口の中に広がります。赤身肉ですので、ある程度の噛みごたえはありますが、全体的にふんわりとした印象を残すのが特徴です。 ○ 国産鹿ロース肉をフレッシュなまま使用 ○ 塊のままオーブンでロティール調理 ○ 味付けは塩と胡椒を少々 ○ スライスカットして提供 【マリアージュの判断方法】 「ボリューム」「テクスチャー」「フレーバー」「五味(甘味・酸味・塩味・苦味・旨味)」について、以下のマリアージュポイントを参考にしなが

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【ソムリエアンケートVol.1】 ソムリエに最も支持されるソムリエナイフとは?(広報 浅原 有里)

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【ソムリエアンケートVol.1】 ソムリエに最も支持されるソムリエナイフとは?(広報 浅原 有里)

先日全国のソムリエの皆さまに現在お使いのソムリエナイフに関するアンケートを行いました。 その結果をご紹介するとともに、人気ブランドの長所・短所やお困りのことをズバリ解決していきたいと思います! 【ソムリエに支持されるソムリエナイフ】 現在メインでお使いのソムリエナイフと、そのソムリエナイフについて満足な点・不満な点を伺いました。 予想通りと言うべきか・・・、シャトー・ラギオールが堂々のNo.1に輝きました!デザインの美しさもさることながら、抜栓時の使いやすさやスクリューが長く様々なワインに対応出来るといった声が目立ちました。 次点にはプルタップスが選ばれました。プルタップスの魅力は何といってもダブルアクションで使いやすいこと。世界ソムリエコンクールでもシャトー・ラギオールに次いで使用者が多いそうですし、27歳でマスターソムリエの資格を獲得した米国出身のジャック・メイソン氏もプルタップスのソムリエナイフを愛用しています。 今回の「満足できない点」の回答結果から、意外にもたくさんのソムリエさんがソムリエナイフのメンテナンスや修理に不満を抱えていることが分かりました。これを受けて、

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シニアソムリエ 藤巻 暁さんが指南!“ヴィンテージワインの抜栓方法”虎の巻 (広報 浅原 有里)

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シニアソムリエ 藤巻 暁さんが指南!“ヴィンテージワインの抜栓方法”虎の巻 (広報 浅原 有里)

フィラディスでは、熟成したワインならではの美味しさをたくさんの方々に味わってもらいたいと数々のオールド・ヴィンテージワインをご案内しておりますが、いざ楽しもう!という時にハードルとなるのが抜栓ではないでしょうか。 実際に、ヴィンテージワインの抜栓方法についてはソムリエ協会の教本などにも記載はなく、各店のベテランソムリエさんから後輩に受け継がれている部分が大きいようで、そういった先達が身近にいなければ習得は難しい状況です。 そこで今回、幾多のヴィンテージワイン抜栓経験を持つシニアソムリエの藤巻 暁氏に、藤巻流の抜栓方法を伺いました。Youtubeのフィラディスチャンネルにて動画も公開しておりますので、ぜひ併せてご覧ください。 【ソムリエナイフによる基本の抜栓方法】 まずは、全ての基礎となるソムリエナイフでの抜栓方法をご紹介します。 1. ワインはパニエに入れて準備をする パニエを使用すれば、澱などの沈殿物を液中に舞い上がらせずに最後まで提供することが可能です。 また、万一抜栓時にコルクが崩れてしまった場合でも、入口付近に留まってくれるので失敗を最小に抑えられます。 2. キャ

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今夏大注目の “夏ジビエ” を攻略! ~ 取り扱いの新ルールから美味しい調理法、ワインとのマリアージュまで ~(営業 吉田 淳)

マリアージュ

今夏大注目の “夏ジビエ” を攻略! ~ 取り扱いの新ルールから美味しい調理法、ワインとのマリアージュまで ~(営業 吉田 淳)

近年広く親しまれるようになったジビエですが、ジビエと言えば、やはり冬のイメージがあります。しかし、実際には1年中捕獲したばかりの新鮮なジビエを食べることが出来ると聞き、改めてジビエについてしっかりと理解するために、日本ジビエ振興協議会の理事長であり長野県茅野市のオーベルジュ・エスポワールのオーナーシェフである藤木徳彦氏にお話を伺ってまいりました。 テーマは、冬のジビエに対抗して“夏ジビエ”です!ジビエについて勉強させていただくと同時に、夏ジビエを使ったお料理とワインのマリアージュについても探って来ました。 【ジビエの種類】 ご存知のように、ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランス語であり、狩猟の対象となっている野生鳥獣は全てジビエとして定義されます。エスポワールのある信州・蓼科でも、シカ、イノシシ、野ウサギ、ウズラ、ハト、ムクドリ、真鴨、小鴨、尾長鴨、カルガモ、キジ、コジュケイ、カラス、山シギ、田シギなど様々なジビエが提供されますし、フランスなど海外では日本では保護動物として狩猟が禁止されている雷鳥や、ヌートリア・ハクビシンといった珍しい動物も食べられています。

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ボルドー型、ブルゴーニュ型・・・『○○型ワイングラス』は、本当にそのワインに最適な形なのか?(リテール事業部 五十嵐 祐介)

検証&実験

ボルドー型、ブルゴーニュ型・・・『○○型ワイングラス』は、本当にそのワインに最適な形なのか?(リテール事業部 五十嵐 祐介)

株式会社フィラディスのインターネットストアを運営している、リテール事業部の五十嵐と申します。 今回は、レストラン様も一般消費者も非常に強い関心を持っていらっしゃるワイングラスを取り上げます。テーマは、「ボルドー型グラスやブルゴーニュ型グラスが、本当にそのワインに合っているのか?」です。昨今グラスメーカーが意欲的に提案している『ワインの香り・味わいとグラス形状の関係性』について、客観的に検証した実験結果をご報告します。 当たり前のように使っているボルドー型グラスやブルゴーニュ型グラスですが、本当にそれぞれのワインの個性・実力を最大限に、いや、それ以上に引き出すことが出来るのでしょうか・・・??? 【味覚の仕組み】 実験レポートの前にまず、人間の舌がワインの味わいを捉える仕組みについて改めて確認しましょう。 ● 口中での味わいの捉え方 『味覚地図』というものを見たことのある方も多いかと思います。 下の図のように、舌の先端部分で甘味を感じ、その横で塩味、横側で酸味、付け根部分で苦みを感じるという、「味を感じる神経は、味の種類ごとに分かれて分布している」と説の基本となっていたもので

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フィラディス ワインリスト研究 第1弾『熟成肉ビストロ Firadis』~ 銀座レカン 宇佐美晋也ソムリエ & オストレア銀座8丁目店 稲毛友紀ソムリエ ~

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フィラディス ワインリスト研究 第1弾『熟成肉ビストロ Firadis』~ 銀座レカン 宇佐美晋也ソムリエ & オストレア銀座8丁目店 稲毛友紀ソムリエ ~

ソムリエにとってワインリストは自身の個性を体現する場であり、自らの分身と言っても過言ではありません。だからこそ、リスト作成が一番の悩み所だという方も多いでしょうし、他のソムリエがどのようなリストをどんな想いで作っているのかに大いに関心をお持ちではないでしょうか。 そこで今回は、現在活躍中の若手ソムリエのお二人に同一のテーマでワインリストを作成いただき、構成内容やリスト作成の基準、考え方をじっくりと覗き見てみたいと思います。 第1回目となる今回のお題は、『熟成肉がウリのビストロ』です。既に流行の枠を超えて定着しつつある熟成肉。お肉料理を置いていないレストランはほぼないと思いますので、汎用性も見込めるだろうと考えての選択です。 ワインリストを作成いただくのは、ワインに並々ならぬ情熱をお持ちで活躍中のお二人。銀座レカンの宇佐美ソムリエとオストレア銀座8丁目店の稲毛ソムリエです。お二人には、想定店「熟成肉ビストロFiradis」のメニューと以下の条件をお伝えしてワインを選定いただきました。 ○ 想定メニューに合うワインを、泡・白・赤それぞれ5種類ずつ、全15種類選択 ○ 「熟成肉ビストロ

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フィラディス実験シリーズ第10弾『ワインの「添加物」徹底研究 Part 2 -SO₂(二酸化硫黄)』 (営業 中小路 啓太)

ワイン解説

フィラディス実験シリーズ第10弾『ワインの「添加物」徹底研究 Part 2 -SO₂(二酸化硫黄)』 (営業 中小路 啓太)

前回の添加物実験ではタンニン、アラビアガム、補糖、補酸などの添加物に関して取り上げました。今回のテーマはワインの添加物として最もメジャーな「酸化防止剤=SO₂(二酸化硫黄)」です。 添加物の中でもその使用に関して議論されることが多い酸化防止剤ですが、その添加量によって味、香りにどういった変化が起きるのかに焦点を当てて実験を行いました。 【SO₂ 概要】 ●そもそもSO₂ とは何か? まずは、「酸化防止剤」と「SO₂」について概要をまとめたいと思います。 「酸化防止剤」は、食品やボディーソープなどの化粧品を酸化から防ぐことを目的としており、たくさんの種類があります。 例えば、ビタミンC、ビタミンE、カテキンなど意外と身近なものも使用されていますが、これらは抗酸化作用を持っており、食品に加えた場合には食品衛生法の定めによって「酸化防止剤」と表示することが義務付けられています。 そんな数ある「酸化防止剤」の中でワインに添加されることが多いのがSO₂です。SO₂には形状違いで亜硫酸や亜硫酸塩などがありますが、SO₂(二酸化硫黄)は気体、亜硫酸はSO₂を溶かした水溶液(ワイン)の中に存

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<フィラディス繁盛店インタビューNo.5>Lyon Bleu International co., ltd 安生 浩 代表

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<フィラディス繁盛店インタビューNo.5>Lyon Bleu International co., ltd 安生 浩 代表

ワイン好きならば知らぬ人はいないと言っても過言ではないほど、あまりにも有名なリヨン・ブルーアンテルナショナルグループの各店舗たち。“がぶ飲みワイン”の発祥として一世を風靡したが、似たようなコンセプトのお店がたくさん出てきている現在でも、常に繁盛し続けているモンスターグループだ。 この類稀なグループを率いるのが代表の安生浩氏だ。もともと飲食店をやるのが夢だったそうだが、その始まりは決して順風満帆なものではなかった。飲食店開店を目指してフランスに滞在していた時に、戦前から続く酒屋を営んでいた父親が倒れ、一家の主として店に入らなければならなくなってしまったのだ。しかも実際に経営に携わると、毎月20万円もの赤字が出ている状況であった。一家を支えるために何か手を打たねば・・・と考えた末に、昼は酒屋をやって夜は角打ちのようなイメージで自店のワインを飲ませる飲食店をやれば、酒屋も続けていけるし自分の夢も叶えられると思い立った。 こうして、2005年に第1店目となるPont du Gardを開店させた。もちろん二毛作のような生活は非常に過酷で、朝7時に起きて4時に寝るという生活を休みなしで約2年間

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『25年のトップソムリエ経験に裏付けされたワインリストの考え方』セミナー

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『25年のトップソムリエ経験に裏付けされたワインリストの考え方』セミナー

2015年10月5日に「若手ソムリエ応援プロジェクト」の一環として実施しました『25年のトップソムリエ経験に裏付けされたワインリストの考え方』セミナーの内容をご紹介いたします。講師は、リストランテ クロディーノの黒田敬介オーナーソムリエです。 ★ 講師プロフィール ★ 1989年渡伊し、1991年フィレンツェのリストランテ・エノテカ・ピンキオーリのオーナー、ピンキオーリ氏に従事する。店名の「クロディーノ」は初めて会ったその日に彼から付けられた“クロディーノ=黒ちゃん”という愛称から。 1992年エノテカ・ピンキオーリ東京のオープンより2010年に約20年の歴史に幕を閉じるまでシェフソムリエとして活躍。 2011年6月「リストランテ クロディーノ」を銀座にオープンし、現在では神楽坂も併せ2店舗を経営する。約2000アイテム、合計約40万本を抜栓した経験を持っている。 【ピンキオーリ時代に培われたオーナーソムリエとしての核】 ピンキオーリで働くことになったきっかけは、イタリア滞在中に電話で一緒に働かないかとオファーを受けたことから。 ピンキオーリでは、以下のような日課をこなしていた

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フィラディス実験シリーズ第9弾『豚肉にマリアージュするワインを探せ!!』 (営業 松戸 葉月)

マリアージュ

フィラディス実験シリーズ第9弾『豚肉にマリアージュするワインを探せ!!』 (営業 松戸 葉月)

今回のマリアージュ実験のテーマは、『豚肉に合うワイン』です。 これまでお肉に関しては、2012年10月号で“ステーキに合う赤ワイン”をテーマに 部位・産地別で検証しました。また、2014年7月号では旬な熟成肉に合うワインを実験してきました。 今回は牛肉から離れ、どんなジャンルにも使われ日常的に親しまれている『豚肉』をテーマに実験を行います。豚肉は国産のロース肉をグリルしてシンプルに塩のみで味付けしたものを使用しました。本来であれば調理方法やソースなどを含めて考えるべきではありますが、素材としての豚肉とワインのマリアージュポイントが分かれば調理法や味付けで別の方向性を見出していけるだろうと考えて、塩のみの味付けとしています。 また、前菜からメインまで幅広く使われる豚肉だからこそ、スパークリング&ロゼ、白ワイン、赤ワイン毎に検証し、マリアージュするポイントや方向性を探りました。 【実験方法】 ○ お肉は豚ロース肉(厚み2cm)をグリルし、シンプルに塩で味付け。必ず肉と脂を一緒に口に入れて咀嚼する。 ○ ワインはブラインドにてテイスティングする。 【マリアージュの判断方法】

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ワイン樽特集 第2弾 『樽はワインの味わいにどんな影響を与えるのか』 (営業 加藤 武)

ワイン解説

ワイン樽特集 第2弾 『樽はワインの味わいにどんな影響を与えるのか』 (営業 加藤 武)

前号のニュースレターでは、ワイン生産に欠かせない樽について、オーク材やその産地、樽メーカーの違いから製造工程まで、意外と知られていない正しい情報を整理してお届けしました。   今回はワイン樽が及ぼす味わいの変化がテーマです。 昨年のスペイン出張で生産者を訪問した際に、同じベースワインを産地が違う3種類のオーク樽でそれぞれ熟成させた ワインの比較試飲と、異なる樽メーカーの樽で熟成させたものを試飲するという貴重な体験をしてきましたので、そこで学んだことをお届けしたいと思います。 樽(オーク)の違いによる味わいの変化   リオハ Valenciso 昨年より弊社が取扱いをしているリオハのバレンシソを訪問した際に、同じベースのワインをフレンチオーク、アメリカンオーク、ロシアンオークの3種の樽でそれぞれ熟成させたものを試飲することができました。 バレンシソで使用する樽メーカーはRadouxラドー社の一社のみ、そして樽の焼き加減は全てミディアムローストということで、オークの産地以外は全く同じ条件でのブラインド試飲でした。ちなみにブラインドだったので3種を当てようとしましたが、私は一つも当てる

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熟成前酸化 プレマチュア・オキシデーションの原因とは?(営業 加藤 武)

ワイン解説

熟成前酸化 プレマチュア・オキシデーションの原因とは?(営業 加藤 武)

フランス・ブルゴーニュでは、プレマチュア・オキシデーションについて大変興味深い話を生産者から聞くことが出来ました。 今回訪問したのは、Arnaud Tessierアルノー・テシエと並び今ムルソーで最も注目されている生産者、Pierre Boisson Vadot ピエール・ボワソン・バドの現当主ベルナール・ボワソン氏です。 プレマチュア・オキシデーションPremature Oxidation(以下、PMO)はプレモックスやザ・ポックス等と略されて呼ばれており、熟成前酸化(=劣化)の状態のことを指します。特に2000年代に入って強く問題視されており、ワインを扱う皆様は実際にこの状態に陥ったワインに出会ったことがある、あるいはPMOの解説や原因について書かれたものを読まれたことがあるのではないかと思います。 PMOが起こる原因については多くの評論家や生産者が言及していますが、未だに全てが解明されていないのが現状です。そんな状況の為、今回私がその正解を発表します!!という訳にはいきませんが、一生産者の見解として納得させられる所が多かったのでお伝えさせていただこうと思います。 【PMOの

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